2024年4月13日土曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その457)

 


「(今頃はもう、『ジムニー』に乗った『イチロー・スズキ』のアイコラでも、アイツ、作って披露している頃だろう)」


と、ビエール・トンミー氏が、今はもう見ることをやめた、アイツこと友人のエヴァンジェリスト氏のBlogの内容を看破したかのようなことを口の中で呟いていると、エヴァンジェリスト氏から抗議のiMessageが入った。



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「アンタあ、ワシにイナゲなアイコラを作るように誘導しんさんなやあ」

「誘導も何も、アンサン、その魂胆やろ。いや、もうそのイナゲなアイコラを作って、世界に公開したんとちゃうんか?」

「それに、なんで、そうように『スズキ』に拘るん?」

「そりゃ、アンサンが、『ドリー・キムラ』はんのことで、『スズキ』を持ち出してきたんやないか!」

「アンタあ、何云うとるん?まあ、よう聞きんさいや。ワシは、『ドリー・キムラ』は、『ナンヨウハギ』でもないけえね、と云うたんよ。つまり、『ドリー・キムラ』は、『スズキ』でもないけえね、いうことなんよ」

「あんなあ、もうワヤクチャやで。整理するで。『ドリー・キムラ』はんは、『ナンヨウハギ』はんでも、『スズキ』はんでもないんやな?これつまり、『ナンヨウハギ』はんは、『スズキ』はんやさかい、『ドリー・キムラ』はんが、『ナンヨウハギ』はんやない、いうことは、『ドリー・キムラ』はんは、『スズキ』はんでもない、ちゅうことになるで」

「おお、アンタあ、さすがの解析力じゃ。天下の『ハンカチ大学』商学部出身で、『SNCF』の大家にして、在学中、マーケティング界の権威『マサ・オウーノ』先生が講義されている隣の教室で簿記の授業中にうたた寝しとっただけのことはあるで」



「ワテを褒めて、誤魔化そうとしても、そうはいかへんで」

「いや、事実を云うただけじゃ」

「確かに、事実やけど、エエか。『ドリー・キムラ』はんは、『ナンヨウハギ』はんでも『スズキ』はんでもないんなら、何で、『ナンヨウハギ』はんとか『スズキ』はんを持ち出してきたんや?いやいや、その前に、そもそも、『ナンヨウハギ』はんて何や?『ナンヨウハギ』はんは、『スズキ』はんや、と云うんやろけど、『スズキ』は、人間の名前として理解でけるけど、『ナンヨウハギ』なんちゅう名前の人間なんか、聞いたことあらへんで」

「えええー?!『ナンヨウハギ』は、人間なん?」

「またや。また、質問に質問で返してくんのか?そりゃ、アカンで。男らしゅうあらへん」


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「(ああ、もう誤魔化されないぞ!)」


と、ビエール・トンミー氏は、iPhone14 Proの向こうにいる友人のエヴァンジェリスト氏に立ち向かうべく、座った椅子から背を離し、胸をぐっと突き出した。


(続く)






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