「(けど、なんで、『みちはる』から『豊登』になるんだ?)」
と、ビエール・トンミー氏が、どうでもいいことと思いながらも、ふと疑問を抱いた時、その疑問に答えるかのように、友人のエヴァンジェリスト氏からiMessageが入った。
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「『豊登』が、『みちはる』なんじゃけえ、どうでもエエことないじゃろ」
「はあ?『豊登』はんが、『みちはる』?」
「ほうじゃないねえ。『豊登』は、『豊登道春』(とよのぼり・みちはる)じゃろうがあ」
「あんなあ、そないなこと知ってるはずないやろ。それに、『豊登』はんが『みちはる』で、それがなんや?ちゅうねん。ワテ、『豊登』はんも『みちはる』も関心あらへんし、そないなこと話してへんで」
「いや、わし、『豊さん』のこと話したじゃろ?」
「ああ、そういうたら、せやったような気もするなあ」
「アンタあ、『豊さん』を『三波豊和』と勘違いしたかもしれんけど」
「え?!なんで、知ってんねん?!」
[参照:チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その468)]
「アンタ、『三波豊和』のファンじゃったん?」
「『三波豊和』はんにファンなんかおるんか?」
「アンタ、そりゃ、『三波豊和』に失礼でえ」
「『三波豊和』は、ワテよりアンサンの方が関係深いんとちゃうんか?」
「個別の事項についてのコメントは差し控えさせて頂きます」
「ワテは、『三波豊和』はんにも、そのお父さんの『三波春夫』はんにも興味あらへんのや」
「じゃけど、『豊さん』を『三波豊和』のことと思うたんじゃろ?」
「やからあ、なんで、知ってんねん?!」
「まあ、そのことは、ええじゃないねえ。今は、ネットには情報が溢れとるけえ」
「いや、おかしいで。ワテが心の中で思うただけのことが、なんでネットに出てんねん?」
「でも、ワシは、アンタが、『豊さん』のことを『豊登』じゃと勘違いしたら困る、思うたんよ」
「なんで、ワテが、そないな勘違いすんねん」
「『猪木』なんかは、『豊登』のことを『豊さん』いうて呼んどったみたいじゃけえ」
「そりゃ、『猪木』はんのことやろ。ワテは、『豊登』はんのことを『豊さん』なんて呼ばへん」
「ああ、そうかあ!」
「なんや、いきなり大きな声出しおって」
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「(しまったあ!)」
と、ビエール・トンミー氏は、自身の発言を後悔し、思わず、舌を出していた。
(続く)
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