「(ああ、そういうことかあ。『オータニさん』といっても『オータニさん』さんではないんだ)」
と、ビエール・トンミー氏は、『MLB』の球場で打席に立つ『オータニさん』の顔が、友人のエヴァンジェリスト氏の惚けた顔に変わる像が眼前に浮かび、その顔に唾吐きかけるように、想いをそのままiMessageでエヴァンジェリスト氏に送った。
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「そういうことやったんや。アンサン、また、ワテを罠にかけたんやな。『オータニさん』と云うても、あの『オータニさん』さんやなかったんやな!」
「ちょっと待ちんさい。なんか他人聞きが悪いこと云いんさるのお。ワシが、アンタを引っ掛けるようなこと云うたあ、みたいに云うて」
「そやないか」
「あののお、ワシ、『オータニさん』のことなんか話とらんでえ」
「嘘つきはアカンで」
「ワシ、生まれてこのかた、嘘ついたことないけえ」
「それが嘘や」
「ワシは、『オータニ』さんのこと云うとったんじゃけえ」
「あ!あ!ああー!アンサン、やっぱりワテを罠にかけたんやないか。そうか、『オータニさん』やのうて『オータニ』さんかあ。そや、知ってるで、確かあ…『オータニ・ショーヘイ』やのうて『オータニ・なんとかヘイ』いう男やな」
「ああ、『オータニ・リョーヘイ』のことかいね?」
「そや、そや、『オータニ・リョーヘイ』や」
「『内田有紀』いうか『内田有紀』に酷似した女性の夫が、『オータニ・リョーヘイ』、つまり、『大谷亮平』に似とるいうことじゃね?」
「ああ、せや。『内田有紀』に酷似した女性なんちゅう巫山戯た誤魔化しテクニックを使うて、クダランBlogに書いたやろ?」
(参照:【ビエールのオトナ社会科見学】ホイコーローを作る[その71])
「あれ書いたんは、『プロの旅人』氏じゃけえ」
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「(ホント白々しい奴だ。変なものを書くのは、アイツ、高校時代からそうだったんだ)」
と、ビエール・トンミー氏は、1970年、『広島皆実高校』1年7ホーム(クラスのことを『広島皆実高校』では『ホーム』と呼んだ。今もそうかもしれない)の教室で、表紙に『何会』と書かれた、ちぎったノートのページをホッチキス止めした見すぼらしい冊子(手作りの手書きの雑誌みたいなものだ)をアイツこと友人のエヴァンジェリスト氏から差し出されたことを思い出した。
(参照:夜のセイフク[その18])
(続く)
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