2024年4月18日木曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その462)

 


「(ああ~!どうでもいい。どうでもいいんだ。『ナンヨウハギ』がどうしたと云うんだ?)」


と苛立つビエール・トンミー氏は、その苛立ちをそのまま、曲折を重ねる友人のエヴァンジェリスト氏へのiMessageに表した。



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「あんなあ、アンサン、ワテになんで魚のこと、話してんのや?『ナンヨウハギ』は、美味いんかどうか知らへんけど、ワテ、興味あらへんねん」

「アンタあ、『ドリー』を食べるん?」

「え?『ドリー』?なんで、ここで『ドリー』やねん?アンサン、確か、『ドリー』は、『ナンヨウハギ』やあらへん、と云うてたやんか。『ナンヨウハギ』やのうて、『スズキ』や、と云うてたんやなかったか?」

「あののの、ワシ、『ドリー』は『ナンヨウハギ』じゃない、とは云うとらんで。『ドリー・キムラ』は、『ナンヨウハギ』じゃない、と云うたんよ」

「え?『ドリー』と『ドリー・キムラ』とはちゃうもんなんか?」

「そりゃ、『ドリー・キムラ』は、人間で、魚じゃないけえ」

「なら、『ドリー』は、魚なんか?」

「ほうよね。『ドリー』は、『ナンヨウハギ』いう魚なんよ。ほいで、魚の『スズキ』の一種なんよ。でも、尾ビレに毒があるとも聞くけえ、食べん方がええで。それに、子どもたちは、アンタが『ドリー』を食べるところを見たら、ショック受けるじゃろうけえ」



「なんでや?ワテが、その『ナンヨウハギ』の毒に当って、アンサンみたいなオゲレツになってもうて、その姿が子どもたちには見せられるもんやあらへん、とでも云うんか?」


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「(ボクは、変態だが、アイツみたいなオゲレツではないんだ!)」


と、ビエール・トンミー氏は、誰に対してというものではなかったが、そう強く主張した。


(続く)






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