2024年4月24日水曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その468)

 


「(まさか、『豊さん』て、『三波豊和』のことじゃあないだろうなあ?)」


と、ビエール・トンミー氏が、友人のエヴァンジェリスト氏でさえ想定していなかったであろう人物のことを想起していると、エヴァンジェリスト氏から、また妙な方向へと導いていきそうなiMessageが入った。



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「いやの、『豊さん』と聞いて、まさかとは思うが、アンタ、『みちはる』さんのことと思うんじゃないかあ、と思うたんよ」

「『みちはる』はん?」

「あ、アンタ、『見栄晴』と勘違いしとらん?」

「しとらんて。それに、あんまし知らへんけど、その『見栄晴』はんかて、俳優やないんか?いや、タレントか?ま、どっちゃでもエエけど」

「なんねえ、『あんまし知らへんけど』云うて、よう知っとるじゃないねえ。最近、『見栄晴』はガンになって大変らしいけど」

「そりゃ、『見栄晴』はん大変やろな。でも、『見栄晴』はんにゃ悪いけど、『見栄晴』はんには関心あらへん」

「確かにのお、『見栄晴』は、『欽ちゃんのどこまでやるの!?』の『見栄晴』役でブレークして、芸名も『見栄晴』にしたタレントでも俳優でもあるけど、実家が東京府中市の東京競馬場近くで、競馬好きになって、今は、CS・フジテレビONEの競馬番組『競馬予想TV!』なんかもしとるんじゃと。この(2024年)4月20には、ガン治療を終えて、番組に復帰したんじゃと。良かったのお」



「アンサンかて、『見栄晴』はんには興味あらへんくせに、またデジタル・ハンターして、話をあっちゃの方に逸らそうとしてんのやな」

「そうなんよ。ワシ、『見栄晴』には興味ないんじゃけえ、余計なこと、調べさせんさんなやあ」

「盗人猛々しいとは、アンサンのことやで」


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「(でも、そうかあ、『見栄晴』って、『欽ちゃん』の番組から出てきたんだったんだあ)」


と、ビエール・トンミー氏は、微かに記憶にあった『見栄晴』という名前が、『萩本欽一』によって生み出されたらしいことを初めて知ったかのようであった。尤も、『見栄晴』というタレント・俳優のことは殆ど知らず、そして、興味もなかったのであったが。


(続く)






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