「(だが、待てよ。『ドリー・キムラ』がなんだって云うんだ?そうだ!そうそう!)」
と、ビエール・トンミー氏は、自身の記憶のs湖から浮かび上がってきたものをiMessageにして、友人のエヴァンジェリスト氏に送った。
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「問題は、『ドリー・キムラ』やあらへん。アンサン、『ドリー・キムラ』の前に、『タニー・オータニ』のこと、話してたんや」
「おお、さすが『ミスター・メモリー』じゃ。というか、最近じゃと、USBメモリーを駆逐しそうな『ミスター・外付けスティック型SSD』と云うた方がええかも知れんのお」
「何をまたごちゃごちゃと。『タニー・オータニ』は、『ハワイ・オアフ島生れの日系三世』やったな」
「ということになっとるみたいじゃね」
「『ということになっとる』ちゅうんは、要するに架空の人物いうことなんやな?『ドリー・キムラ』も『タニー・オータニ』も」
「おお、アンタ、さすがなかなかええとこ突いてくるのお。アンタ、『突く』んは上手なんじゃろうけえ、見たことはないけどのお」
「また、オゲレツや。ほんま懲りんやっちゃ」
「心配しんさんな。見んけえ」
「アホか!誰が見せるかいな。…いや、もうしばらく『突く』いうことしとらんし…」
「やめてえや、オゲレツ話は。ワシ、真面目に話すで。『ドリー・キムラ』も『タニー・オータニ』も、『架空』いうたら『架空』の存在じゃ。あ、間違えんさんなよ、『悟空』じゃないけえ」
「ほんまエエ加減にしいや。『架空』いう言葉に引っ掛けて、関係ない『悟空』なんかまた持ち出して、どうせまた『悟空』のアイコラでも作ろ、ちゅうところやろ」
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「(アイツのことだ。もう『孫悟空』のアイコラは、作ったことがあるんじゃないのか?でも、形を変えて、また『孫悟空』のアイコラを作ることに、アイツは躊躇しないはずだ)」
と、ビエール・トンミー氏は、アイツこと友人のエヴァンジェリスト氏の所業を見事に看破するのであった。
[参考:チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その110)]
(続く)
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