2024年6月7日金曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その512)

 


「(財務とかその分析とか、ボクは興味全くないんだ。興味あることだったら、もっと理解できるだろうし、理解できないなら研究して理解できるようにするんだけど)」


と、ビエール・トンミー氏が自らに対して言い訳をしていると、友人のエヴァンジェリスト氏から構わず、分るようで分ることのできないiMessageが続いてきた。



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「『自己資本』は、企業にとって、不測の事態が生じた場合、財務上の最後の砦じゃけえ、企業の安全性を見るんには、大事なんは確かじゃあ思うんよ」

「ああ、最後の砦や。『アパッチ砦』やな」



「あれ?アンタあ、『アパッチ砦』に行ったことあるん?」

「はあ?ある訳ないやろ。『アパッチ砦』は大昔のもんやで」

「いや、10年ちょっと前まではあったみたいで」

「え?そりゃ、DVDなんかじゃ、今でも観れるやろ」

「『アパッチ砦』のDVDあるん?」

「観たことあらへんけど、有名やさかいあるやろ」

「まあ、ネットで見ると、懐かしんどる人がおるみたいじゃけえ、誰か、解体される前に撮影して、DVDに焼いとる人もおるかもしれんねえ」

「なんや、『アパッチ砦』のセットが残されとったんか?」

「いや、ワシ、富士市にゃ行ったことないけえ、『アパッチ砦』のことよう知らんのんよ」

「富士市?」

「『アパッチ砦』の後は、『ナフコ』になったみたいじゃ」

「『ナフコ』?」


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「(ああ、頭が痛くなるう!)」


と、ビエール・トンミー氏は、頭を掻き毟った。


(続く)






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