2024年6月22日土曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その527)

 


「(アイツだって、『松・竹・梅』くらい知ってるだろうから、そこからまた無理矢理、『うな重』とか『寿司』の『松・竹・梅』かなんかの話に持って行こうとしているのか?)」


と、ビエール・トンミー氏が、アイツこと友人のエヴァンジェリスト氏の出方を想像していると、その想像通りと思われるiMessageが、エヴァンジェリスト氏から送られてきた。



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「確かにのお、『寿司』なんかじゃったら、『松・竹・梅』の『松』が最上級じゃあ、思うんよ」

「当り前や」

「おお、そこなんよ!『当り前』いうところなんよ」

「なんや、またなんか文句いいかいな」

「なんで、『松』が最上級なん?」

「え?」

「なんで、『梅』が最下級なん?」



「あ…」

「『松』より『梅』の方が背が高いけえなん?いや、『松』より『梅』の方が背が高いとは限らんじゃろ?『松』の方が『梅』より綺麗なん?花は、『松』より『梅』の方が綺麗なんんじゃないん?まあ、綺麗いうんは主観の問題じゃけえ、一概には云えんけど」

「あんなあ、アンサン、またぐちゃぐちゃ云いよるけど、せやったら、『松・竹・梅』(しょうちくばい)は、素直に受けれいられるけど、例えば、『梅・竹・松』(ばいちくしょう)じゃったら、なんか文句云うとるみたいで、収まり悪いで」

「おお、アンタあ、さすがじゃねえ!」

「確かに、『裕さん』や『渡さん』が(云うか、『裕さん』や『渡さん』のCMは)、『松竹梅!』(しょうちくばい!)じゃけえ、エエよね。若い『裕さん』にゃあ、『憎いあンちくしょう』いう映画もあったけど」

「まだ『石原プロ』かいな。もう『石原プロ』は解散したんやろに。でも、『松竹梅!』(しょうちくばい!)やさかい、エエやろが」


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「(また、『石原プロ』か。もう賞味期限切れだろうに)」


と、ビエール・トンミー氏は、頬にうんざり感を出しながらも、久しぶりに出てきた『石原プロ』にどこか懐かしさを感じていた。


(続く)






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