「(問題は、『94万円』という数字ではないんだ。『94万円』でも『93万円』でも『90万円』でも、はたまた、もう少し低い金額で、例えば、『80万円』でもいいんだ。追加で払うには、そういった金額は、ちと大き過ぎるんだ)」
と、ビエール・トンミー氏が、『梅ベンツ』と『松ベンツ』との価格差についてそう思っていたが、友人のエヴァンジェリスト氏は、『94万円』、『93万円』という数字に拘ったiMessageを送ってきた。
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「『94万円』いうたら、『93万円』の壁を超えとるじゃないねえ」
「『93万円』の壁?なんや、それ?あ、それ、どないでもエエ。答えんでエエ」
「自治体によって違うかもしれんけど、パートの主婦なんかが、『93万円』を超えたら、住民税の均等割を払わんといけん『かもしれん』壁じゃないねえ」
「どうでもエエがな」
「アンタあ、パートの主婦にとっちゃ、重要なことなんよ」
「ワテ、『93万円』なんて云うとらへんで。『94万円』云うたんや」
「『94万円』も大変な金額でえ。東京都の職員の去年(2023年)の冬のボーナスの平均額が、『94万円』なんじゃけえ」
「また、デジタル・ハンターしたんやな。でも、そやねん。『94万円』はでかい金額なんや。で、ワテ、『梅』を選ぼうとしたんや。でも、価格だけやなかったんやで。先ず、『駆動方式』の問題もあったんや」
「ああ、『ヤナセ』で対応してくれたんが、『工藤』さんじゃったんじゃね。『工藤』さんが、『梅』を勧めたん?」
「ふん!くだらん。真面目に聞きいな。エエか、新型『Eクラス』の駆動方式は、こうなってんねん。
・松→「プラグインハイブリッド」(ガソリン駆動+電気駆動)
・竹→ディーゼル駆動
・梅→ガゾリン駆動
となってんねん」
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「(ようやく、『松ベンツ』を語れるぞお)」
と、ビエール・トンミー氏の目尻と頬とは、ようやく緩んだ。
(続く)
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