「(いや、違う、違う。ボクたちの高校生時代のことなんか話してるんじゃないんだ)」
と、ビエール・トンミー氏は、友人のエヴァンジェリスト氏のオトボケで、思わずタイムスリップしそうになっていた自分の目を覚ますように、頭を左右に振ると、再び、友人の罠にはまらぬよう、やや強い口調のiMessageをエヴァンジェリスト氏に送った。
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「あんなあ、ワテの話す『ディーゼル』は、ベンツの駆動方式の一つのことで、『宇品線』とは関係あらへんねん」
「『丹那』とも関係ないんじゃろ?」
「あらへん!『当り前だ』や。もう一遍、云うけど、新型『Eクラス』の駆動方式は、こうなってんねん。
・松→「プラグインハイブリッド」(ガソリン駆動+電気駆動)
・竹→ディーゼル駆動
・梅→ガゾリン駆動
となってんのや。で、今のワテの『Eクラス』は、『ガソリン駆動』や。せやさかい、『ディーゼル駆動』は、馴染みがないし、『ガソリン駆動+電気駆動』は。オーバースペック。よって新型『Eクラス』もガソリン駆動がエエ、ちゅうことになんのや」
「アンタ、同じ説明何回もして、くどいで」
「アンサンが、話を逸らしていくからやないか。で、それでやな。車両価格は当然 、『松>竹>梅』やねん。で、この段階で梅が購入候補となるんや。『竹』は、想定外。『松』は、高価で問題外。『松=梅+94万円』やさかいな」
「その『94万円』はもう聞いたで。アンタ、くどいのお」
「今のワテの『Eクラス』の装備は、『理想のE』、つまり、『オプション全部入りE』や。せやさかい、新型『Eクラス』も先代と同じく『理想のE』を目標としたんや」
「『う~ん!最高にE(イー)わああん!』ちゅう感じなんじゃね」
「ほんま、E(イー)加減にしいや」
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「(うっ!しまったあ)」
と、ビエール・トンミー氏は、思わず友人のエヴァンジェリスト氏並みのダジャレを口にしてしまったことを悔いた。
(続く)
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