「(『大川家具』は確かに有名だから、聞いたことはあるけど、ボクは興味ない。家具は、北欧家具の方がいい。広尾の家具屋の『AD CORE』のものもいい。家を建てた時に買ったパソコン用の椅子(『CERVO』)は、パーツ化された構造で部品を取り替えることができるロングセラーで、少し前に壊れた時も修理してくれたからなあ)」
と、ビエール・トンミー氏が、『AD CORE』のスカした店構えと対応ぶりを思い出していると、友人のエヴァンジェリスト氏から、知らない歌手の、全然、スカさない特技の話に戻すImessageが送られてきた。
====================================
「アンタあ、『大川栄策』が箪笥を持ち上げるん、どうでもエエ思うとるんじゃろ?」
「ああ、どうでもエエと思うてるで」
「確かに、『大川栄策』が箪笥を持ち上げること自体は、どうでもええんじゃけど、箪笥は、『Furniture』なんか『Furnishing』なんか、どっちじゃと思う?」
「どうでもエエんなら、『大川栄策』のことなんか話さんでエエし、箪笥も、『Furniture』でも『Furnishing』でもどっちでもエエがな」
「おお!アンタ、やっぱり『Furniture』と『Furnishing』との違い知っとるんじゃね」
「え?ああ、知っとるで」
「そうなんよ。『Furniture』も『Furnishing』も、どっちも家具じゃろ?じゃけえ、箪笥は、『Furniture』でも『Furnishing』でもどっちでもええいうたら、そうなんよ」
「ああ、せやで」
「でも、『Furniture』いうと、机とか椅子とか箪笥とかじゃけど、『Furnishing』いうたら、机とか椅子とか箪笥とかだけじゃのうて、カーテンとかカーペットとか頭上照明とかの『備品・しつらえ』も含むんよね?」
「え?ああ、せや、せや。けど、それがなんなんやねん?」
「『ナフコ』よね。『ナフコ』は、『National Furnishing Corporation』じゃろ?つまり、単に狭義の『家具』だけじゃのうて、もっと広範囲の家で必要なもんを扱うホームセンターじゃけえ、『ナフコ』は、『National Furnishing Corporation』なんよ」
「ああ、『ナフコ』は、ホームセンターなんか」
「元は、『深町勝義』さんが始めた『深町家具』なんじゃけどね」
「あ、そうでっか。でも、なんで、ワテ、『ナフコ』ちゅうホームセンターのこと聞かされなアカンねん?」
====================================
「(アイツ、自分が、スーパーとホームセンターとを併設している店で、カートや籠の整理の仕事をしているから、『ナフコ』のことを話してきたのか?)」
と、ビエール・トンミー氏は、アイツこと友人のエヴァンジェリスト氏の『スーパー・マン』姿を思い出した。
(続く)
0 件のコメント:
コメントを投稿