2014年6月22日日曜日

【疑惑の旅】東向きなのか?(シーン14)





「その後(東大寺大仏殿拝観後)、ようやくお二人はんはデートっぽい店に入ったんでんねん」

奈良の特派員よ、もういいだろう。エヴァンジェリスト氏と連れの若い女性がどういう関係が分ってきたのだ。

エヴァンジェリスト氏が、「タッチーも一緒か?」と口にしたということは………


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それは、やや変った名前の店であった。





「森のカフェ ひがしむきGardens」

それが、エヴァンジェリスト氏と連れの若い女性が入った、その店の名前であった。奈良の地銀「南都銀行」本店の斜向いに位置する店だ。

ベーカリー・カフェのようである。

「何故、『ひがしむき』か分るか?」

エヴァンジェリスト氏は、連れの若い女性にそう訊きたかったようだ。知識をひけらかしたかったのだろう。

しかし、連れの若い女性は、エヴァンジェリスト氏の問いに答えないどころか、気付きもしないように、一心にiPhoneをいじっていた。

二人が注文したのは、レシートには共に「フロート」と書いてあったが、連れの若い女性は、クリームソーダ、エヴァンジェリスト氏は、ヨーグルト・パフェのようであった。




「何故、『ひがしむき』か分るか?」というエヴァンジェリスト氏の問いに反応しなかった連れの若い女性が顔を上げた。

クリームソーダを飲む為….ではなかった。

クリームソーダは、顔も上げず、iPhoneをいじりながら飲んだのだ。

ヨーグルト・パフェを口にしたエヴァンジェリスト氏も同じように顔を上げた。二人は、顔を合せた。

「うまい!」

エヴァンジェリスト氏は思わず、そう口にした。

連れの若い女性は、何も云わなかったが、エヴァンジェリスト氏と思いが同じであったことは明白であった。

「しかしだなあ、この店は『ひがしむき』ではないんだ」

図に乗ったエヴァンジェリスト氏の講釈が始ろうとした。

この店は、近鉄奈良駅近くの東向き商店街にあるから「ひがしむき」と称しているのであろうが、実際に向いているのは西向き、のはずだ。

エヴァンジェリスト氏は、そう云いたかったのだろう。

そもそも「東向き商店街」が何故、「東向き」なのかと云うと、その通りの店が総て、通りの東にある興福寺に向けて出来たから(つまり、通りの西側にだけ店ができた)、らしいが、今は、通りの両側に店があり、「森のカフェ ひがしむきGardens」は、東側に位置しており、従って向きは西向き、ということになる…….

なんて、講釈を連れの若い女性が聞くはずがない。

クリームソーダのうまさに、不覚にもエヴァンジェリスト氏と目を合せてしまったが、すぐに自分を取り戻し、彼女は再び、iPhoneに向ったのであった。

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「判りはりましたか。ええ、あれはデートやおまへんな」

特派員の言を待つまでもなかった。

「タッチーも一緒か?」ということは、そう二人の関係は…………


(続く)






2014年6月18日水曜日

【足底筋膜炎】バラクとワシ




「いやはや、バラクにも困ったもんだ」

久々に(半年余りぶりに)姿を見せたと思ったら、いきなり妄言だ。しかも、国際問題になりかねない妄言だ。

こちらこそ云いたい。

「いやはや、エヴェンジェリスト氏にも困ったもんだ」

エヴェンジェリスト氏が口にした「バラク」とは、…..そう、アメリカ合衆国大統領バラク・オバマのことなのだ。

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「バラ君、体重だけ真似するならまだしも、ワシの足底筋膜炎まで真似することはなかろう」

オバマ大統領の健康診断結果のことを云っているのだ。エヴァンジェリストも足底筋膜炎に罹っていることは知っている。

オバマ大統領の体重は81Kgであったらしい。一方、エヴァンジェリスト氏の体重は 約80Kgなのだ。「約」というのは、自身の体の醜さの実体を知りたくないエヴァンジェリスト氏は、殆ど体重計に乗らないのだ。

確かに体重はほぼ同程度のようだ。,,,,,しかし、身長が違い過ぎる。バラ君は、…いや、オバマ大統領の身長は185センチだ。

そして、エヴァンジェリスト氏はと云うと、168-169センチ程度しかない。その身長で約80Kgだ。

「立派なメタボ体型ではないですか!アナタの言い方は、オバマ大統領に失礼というもんですよ」

「石井智宏よりマシだろう」

石井智宏、新日本プロレスの石井智宏のことか。

「アイツは、身長170センチで体重100Kgだぞ。アイツよりマシだろ、スリムだろ」

いや、そういう問題ではない。石井智宏はプロレスラーだ。しかも、その身長で今(2014年6月18日現在)、第3代NEVER無差別級王者である。立派なものである。

「アメリカ合衆国の元大統領リンカーンもプロレスラーだったというではないか」

話を誤摩化さないで欲しい。本当にそうではあったようだが。

「まあ、体重のことはよしとしよう」

アナタによしとしてもらう必要なんてない。

「しかしだなあ、足底筋膜炎はケシカラン」

ケシカランも何も、そういう病気に罹っているんだから仕方ないでしょ。

「ソクテイキンマクエン、って皆、余り知らんぞ」

そうはそうだ。スポーツ用品関係の会社で働くグソク・エヴァンジェリストは知っていたようではあるが。足底筋膜炎は、スポーツ選手に多い病気だ。

「アイツ(息子)は、ボルちゃんと親しいらしいからな」

それもその通りだ。グソク・エヴァンジェリストは、ボルちゃん、いや、ウサイン・ボルトと親しいらしい2ショットの写真を見せてもらったことがある。

しかし、足底筋膜炎が発症するのは、加齢によるところもあるらしい。要は、還暦を迎えたエヴァンジェリスト氏は歳をとった、ということなのだ。

「折角、珍しい(皆が余り知らない)病気に罹ったのに、バラ君にその(足底筋膜炎の)話題を持っていかれてはたまらん」

いい加減、そのバラ君って言い方止めませんか。アメリカ大使館から抗議が来るかもしれませんよ。

「抗議は、事務所を通してくれ」

アナタの事務所は、どこですか?石原プロですか?未だに石原プロ入りしてないじゃないですか!?

「ノーコメントだ。ただ、これだけは云っておく。足底筋膜炎は、こちらの持ちネタだ。それを勝手に使うとはケシカラン。アメリカ大使館にそういっておけ。最近のプロレスラーと同じようなことをするな、とな。昔のプロレスラーは、他のプロレスラーの必殺技は使わなかったものだ。しかし、今や、若手レスラー、前座レスラーもメイン・イベンターが使う技を平気で使う。バル君には、これ以上、そんな風になって欲しくはない」

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エヴァンジェリスト氏がミスター・モーゲンであることはよく知っていたが、国際問題まで引き起しかねない程の妄言を吐いて来るとは思わなかった。

勿論、エヴァンジェリスト氏の発言(抗議)をアメリカ大使館に云いはしない。









2013年12月31日火曜日

【AKB新センター】アナタなんでしょ?




「そうなんですか………アナタなんですね?」

紅白歌合戦を見ながら、エヴァンジェリスト氏に訊いてみた。

「ノーコメントだ」

2013年の紅白歌合戦で、突然、大島優子が「卒業」表明をしたのを聞き、からかってみたのだ。

「アナタがAKB入りし、新センターになるんでしょ?」

「AKBに男が、それも還暦間近の男が入るなんてことがあるのか!?」

「ああ、アナタも固定観念に縛られているんですね」

「失礼な奴だ。固定観念って言葉は、ワシの大っ嫌いな言葉だ」

「では、やはり、アナタがAKBの新センターになるんですね?そうなんでしょ!」

「ノーコメントだ。事務所を通してくれ」

今年(2013年)の最後のこのBlogを「事務所を通してくれ」で締めるのはどうかと思ったが、まあ、クダラナイこのBlogらしいと云えばらしい締めかと思い、誘導してみたら、予想通りの展開となった。

甘いもんだ、エヴァンジェリスト氏も。

「ノーコメントだ。事務所を通してくれ。ただ、ミニスカートを穿かんことだけは云っておく」

ウッ!


【来年(2014年)も4649!】




2013年12月30日月曜日

【疑惑の旅】高岡か奈良か(シーン13)







「云わんでも分りはりますやろが、釜めしの名店『志津香』(公園店)を出て、アノ二人が向ったのは、東大寺の大仏殿でしてんね」

なんとも鼻につく関西弁である。

「にしても、大仏はん見に行くて、えらいベタなコースですわ」


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拝観料500円を二人分払い、エヴァンジェリスト氏と連れの若い女性は東大寺に入った。



「アノ二人、さっきから手もつながへん。若いお嬢はんには、大仏なんてつまらんわなあ」

と、特派員にしては喋り過ぎの男の言葉に反して、連れの若い女性は何やら感慨深げであった。



「来たことあるんだ。修学旅行で、中学の」
「何!?中学の時のか?」

エヴァンジェリスト氏が反応した。

「ってことは、タッチーも一緒か?」

タッチー?気になる言葉である。タッチーって、まさかあのタッチーか?ってことは、連れの若い女性とは、ひょっとして……

そんな俗な者どもとは違い、大仏は何も云わず、じっと座っていた。



…ふと、エヴァンジェリスト氏が呟いた。

「ワシは、タカオカ派だなあ」

タカオカ派?

しかし、連れの若い女性は、初老の男の意味不明な呟きは耳にもとまらぬようであった。修学旅行を思い出しているのは明らかであった。

タカオカ派?…そうか!高岡だな。高岡の大仏だ。



「ワシは高岡の大仏の方を贔屓にしておる」

連れの若い女性は聞いていない。

「高岡の大仏も日本三大仏なんだぞ」



ブフッー。まあ、嘘ではない。高岡の大仏の前にある立て札には、確かに、高岡の大仏のことを奈良、鎌倉の大仏と共に日本三大仏と称されている、と書いてある。



「ふん」
奈良の特派員は口を挟んで来た。
「ウチんとこの大仏はんが、高岡の大仏なんぞと同格にされてはかなわんで。連れの若い女性に博学振りでも見せたいんやろけど」




エヴァンジェリスト氏と連れの若い女性は、それぞれの想いを胸に抱きながら、東大寺大仏殿を後にした。

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「その後ですがな」

早く奈良を出て京都に戻ってもらわないと、特派員の怪しげな関西弁?奈良弁?に頭が痛くなりそうである。

「その後、ようやくお二人はんはデートっぽい店に入ったんでんねん」


(続く)






2013年12月29日日曜日

「どうせタタナイんでしょっ!?」




「どうせ今度もまたアナタはタタナインでしょっ!?」

何故だか最近(ここ半年)、なりを潜めているエヴァンジェリスト氏に喧嘩を売ってみた。

勃たない、だって!いきなりシモネタとは、下品な奴だな」

思いがけない反応であった。

「いや、タツって、アッチのことではありませんよ。あなたこそ下品です」
「ワシはまだまだ現役だぞ。なんなら見せてやろうか」
「止めて下さい。見たくはありません、アナタのアレなんか!ですから、ソッチのことではなく……」
「アッチだとか、アレだとか、ソッチとか、訳の分らんこと云うな」
「トギセンです」
「ウッ!….ソノことか」
「ええ、ソノことです」
「ソノことなら、事務所を通してくれ」
「っていうことは、今度こそ、タツんですか?」
「いや、現時点ではその予定は…」
「現時点では、って言い方は、コクバルと一緒ですね」
「あんな奴と一緒にするな」
「マスゾエやコイケやレンホウ、カワブチ、マルカワ、カン、コイズミ、イケガミ、キタノ、ウツノミヤが怖いんですか?」

挑戦してみた。

「なんだと!」
「アナタは結局、今年(2013年)の参院選にもタタナカッタですからね」参照:【猪木さんと決別?】でも、参院選には出ない、多分。
「ワシは自らの意思でタツことはない」
「っていうことは、知らない内に自然に反応しちゃって、ってことですか?」
「またシモネタか!」
「もしくは、誰かにナニされたらタツんですか?」
「ナニってナニか知らんが、ワシは小中高と何回も学級委員をして来たが、一度も自らの意思でタッたことはない。皆(ミナ)がワシを勝手に選んだんだ
「皆(ミナ)、ってアナタ何様ですか。まあ、推されれば、てことですね。要するに、アナタはタツんですね?」
「五月蝿い。事務所を通してくれ」

まあ、からかってみただけだ。どうせ、タツことはないんだ。アッチももうタタナイんじゃあなかろうか。意気地なしめ!





2013年6月7日金曜日

塩屋俊さん、早過ぎます......





マダム・エヴァンジェリストからの報せ(メール)に、エヴァンジェリスト氏は動転した。

塩屋俊(しおや とし:本名=塩屋智章[しおや のりあき])さんが、亡くなられたのだ。

急性大動脈解離の為、2013年6月5日、公演先の仙台で急死されたのだ。

塩屋俊さんは、ご存じない方もあるかもしれないが、俳優にして映画監督である。また、アクターズクリニックという俳優養成所も主宰されていた。

俗な言い方をすると、実力派ではあるものの、超有名な俳優、監督ではない。

しかし、「おしん」や「釣りバカ日誌」にも出演されていたので、顔を見ると、「ああ知っている」という方も少なくはないであろう

56歳である。早過ぎる。

しかし、エヴァンジェリスト氏は何故、塩屋俊さんの訃報に動転したのか?

まだ石原プロ入りしてもいない「一般人」のエヴァンジェリスト氏と、俳優、監督の塩屋俊さんに何の接点があったというのか?

塩屋俊さんの奥様が、エヴァンジェリスト氏の会社の同期であったのだ。また、ご夫婦揃って、エヴァンジェリスト氏の大学の後輩でもあったのだ(エヴァンジェリスト氏は、「寄り道」をしていたので、奥様は大学の後輩だが、会社では同期となったのだ)。

奥様を通して塩屋俊さんとも知合いになり、マダム・エヴァンジェリストと一緒に舞台公演を見に行く等するようになったのである。

近年はお会いすることもなくなっていたが、それでも、エヴァンジェリスト氏は塩屋俊さんの活躍をニュース等で追っていたのだ。

奇しくも本年(2013年)の6/5に、テレビ東京で「ふたたび swing me again」という映画が放映され、録画したばかりであったのだ。

「塩屋くん、頑張ってるな」

録画しただけで、まだ見てはいないが、エヴァンジェリスト氏はそう呟いた。

塩屋俊さんの監督作品であったのだ。

ジャズ・トランペッターであったハンセン病回復者(財津一郎)がバンド仲間探しの旅に出る、という社会派映画らしい。

硬派である。

石原プロ入りし、俳優としてもプロデューサーとしても石原プロを立て直す等と巫山戯たことをのたまっている軟派なエヴァンジェリスト氏とは、対局にいた人であった。

対局にいる存在ではあったが、エヴァンジェリスト氏にとっては、常に意識する存在ではあったのだ。

昨年(2012年)のミスター・シューベルトに続き(参照:アナタは妖精を見たことがあるか?!)、「近しい」人が亡くなったのだ。

しかも、二人ともまだ60歳、56歳と、「向こう」に行ってしまうには早過ぎ、だ。

「次は自分か」、と59歳のエヴァンジェリスト氏は思う。いや、エヴァンジェリスト氏よ、安心せよ。早生するのは、勝れた人なのだ。




2013年6月5日水曜日

【猪木さんと決別?】でも、参院選には出ない、多分。




「アナタは、知っていたのですか?」

最近、行方をくらましていたエヴァンジェリスト氏が、久々に私の前に現れたので訊いてみた。

猪木さん(アントニオ猪木)が、来る参議院議員選挙(2013年)に日本維新の会から立候補するというニュースが流れている。

「猪木さんの参院選出馬のことをアナタは知っていたのではないですか?」
「・・・」
「アナタが2月から行方知れずになっていたことと、関係あるのですか?裏で画策していたのですか?アナタが現れないから、このBlogも4ヶ月近く更新できなかったではないですか。Mr. Civilizationに怒られてしまいましたよ」
「・・・」
「アナタが仕掛人なんですか?」
「五月蝿い。事務所を通してくれ」
「アナタが黒幕になって、ハシモトやシンタローと猪木さんを結びつけたんですか?アナタと石原プロの関係からすると........」
「あんな奴らと仲間にするな!
「ってことは、アナタは関係ないんですか?」
「猪木さんには、アイツらと……いや、事務所を通してくれ」
「猪木さんと決別ですか?」
「アイツらやアベに日本を任せる訳にはいかぬ」
「安倍晋三とは同級生でしたよね」
「ただの同い年だ。同い年であることが恥ずかしい。このままでは日本はますます駄目になる」
「まさか!?…..」
「・・・」
「いよいよ、立ち上がるのですか?」
「ノー・コメントだ。事務所を通してくれ」
「日本維新の会から出馬する猪木さんと決別して、ついにアナタ自身が、参院選に出るのではないですか?」
「ノー・コメントだ。事務所を通してくれ」

「ノー・コメントだ。事務所を通してくれ」とは云うものの、出馬するのか、と訊かれ、満更でもないようだ。

しかし、知っているのだ。エヴァンジェリスト氏は、結局は今回もまた、立ち上がりはしないのだ。参院選には出ない、多分。この意気地なし!