2010年12月26日日曜日

美輪明宏は天草四郎の生まれ変わりである。

内緒だが、ワタシガ・ヒロインヨ嬢の携帯の待受けは、美輪明宏である。待受けを美輪明宏にするとご利益があると云われているのだそうだ。

待受けにどんな画像を使おうがその人の勝手である。しかし、エヴァンジェリスト氏としては、美輪明宏がどんな人物であるかは知っておいて欲しいそうだ。

美輪明宏は天草四郎の生まれ変わりである。これは常識である(ですよね?)。

ワタシガ・ヒロインヨ嬢は、そのことを知らなかった。知らないどころか、エヴァンジェリスト氏が嘘を云っているでのはないかと、氏に疑いの目を向けた。

「ネットで調べて、証拠を見せて下さい」

勿論、ネットで調べれば直ぐに分ることであった。

ネットで調べれば、美輪明宏はピカチュウの生まれ変わりであることも分るが(美輪明宏の髪が黄色なのはピカチュウの生まれ変わりであるからしい。ナルホド)、そこまでは知らなくていい。

しかし、ご利益を期待するのであれば、美輪明宏が天草四郎の生れ変りであることぐらいは知っていて欲しい、そうだ。

尚、稲垣吾郎は美輪明宏の生まれ変わりと云っているらしいが、これは怪しい(美輪明宏はまだ死んでいない)。





2010年12月16日木曜日

怪しい電話(10)..........最終回

ところで、皆さんにお願いがあります。

この真夜中の電話のことを「living legend」ヒトサシユビK氏には決して云わないで下さい。

ヒトサシユビK氏は、かのホテル□□□N古屋△△△での「オコヅカイ、クレマスカ」電話のことをエヴァンジェリスト氏から聞いた後、そのホテル□□□N古屋△△△に幾度も宿泊してみたのです。

しかし、ヒトサシユビK氏には、「オコヅカイ、クレマスカ」電話はなかったようで、エヴァンジェリスト氏に、「全然、電話こないですよ」と不満を漏らしていた人なのです

今回の件を知ると、関西ではホテルに宿泊する必要がないのに(実家がありますからね)、この○○○ホテル大阪心斎橋に泊ろうとするかもしれません。

泊るのは勝手ですが、ナニも起きないと、エヴァンジェリスト氏がまた、「なんにも起きないじゃないですか」と怒られてしまうかもしれませんので

2010年12月15日水曜日

怪しい電話(9)

ホテルの周りの環境といい、怪しいカップルといい、妙な想像をしても仕方のない状況なのです。

そこにもってきての真夜中の電話(「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・」)だっだのです。エヴァンジェリスト氏が、「オコヅカイ」電話と思っても仕方ありませんね。

しかし、あの「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・チュー?」という電話は、実のところ一体なんだったんでしょう。

○○○ホテル大阪心斎橋にはその日、中国人の団体が泊り、エヴァンジェリスト氏の部屋のある11階の廊下でも、「タイアンクワイライラ」なんて大きな声が聞こえていましたので、海外(台湾か中国か、香港か)からの国際電話のオペレーターだったのかもしれません。部屋の番号を間違えてかけてきたのかもしれません。

「ロー・パーソン(と聞こえた)」というのも、中国人の「呂」さんのことだったのかもしれません。

2010年12月14日火曜日

怪しい電話(8)

エヴァンジェリスト氏の部屋も隣の部屋もシングル・ルームです。原則として、ホテルの部屋には、当然ですが、宿泊者以外の入室は禁じられています。

どう、怪しい雰囲気です。その内、何だか、ベッドが大きく揺れるような音が聞こえてきました。あくまで「ような」音ですが、大きな音がしたのは間違いありません。

「確認」の為、エヴァンジェリスト氏はテレビを消し、耳をすませました。大きな音は、断続的に続き、時々、話声も聞こえてきました。何を云っているのかは、分りません。

その内、音は止み、エヴァンジェリスト氏もいつまでもテレビを見ずに、ひたすら耳をすませている訳にもいかず、テレビをつけてしまいましたので、一体、隣の二人は何であるのか、あの大きな音は何であったのかは、分らずじまいでした。

皆さんが期待するようなことであったのかもしれませんし、そうではなく、旅の同行者が別の部屋からただ遊びに来てベッドに座ったりしながらお話をしていただけかもしれません。

聞こえてきた声は、話の内容は全く分りませんでしたが、皆さんが期待するような種類の声音ではありませんでしたので、案外、本当にただただ友達が来ていただけかもしれません。

2010年12月13日月曜日

怪しい電話(7)

「鍵もらってくるよ」、と男が女の腕を指で突きながら、云うと、

「でもお、レディース・フロアだからぁ・・・」、と甘える声で女が、男の腕を指で突き返しながら云っています。

その時聞こえた二人の会話からだけでは、二人が何をどうしようとしているのか、よくは分りませんでした。まあ、ナニをしようとしていることだけは明白でしたが。

二人がそれからどうするのか、興味はありましたが、立ち止まって様子を見ている訳にもいかず、エヴァンジェリスト氏は自分の部屋に入りました。その後、あのお二人がどこでどう「処理」をされたかは、分りません。

部屋に入ってしばらくすると、エヴァンジェリスト氏は今度は隣の部屋の音に驚かされました。

隣の部屋の人が部屋に戻ってきたようでした(ひょっとしたら、チェックインして初めて入室したのかもしれませんが)。

ドアが開く音、荷物を置く音、壁に何かが当る音、等々、色んな音が聞こえてきます。でも、不思議なのは、話声が聞こえてくるのです

2010年12月11日土曜日

怪しい電話(6)

大阪心斎橋にあるホテル自体は決して怪しいホテルではありませんでしたが、周りの環境が環境でした。

同じホテルに泊ったタタカウ・ブチョー氏とセレブタワーヒメとカワサキ・カンバンムスメ嬢と一緒に食事をして帰ってきたホテルの前には、シロートには見えない若い女の子達が3、4人たむろしていました。ホテルに帰ってくる出張サラリーマンを狙っているようにも見えました。

彼女達の横を通り過ぎて、ホテルの建物内に入り、3階のフロントまで行くべくエレベーターの前まで行くと、そこには、男が、連れ添った女の肩をいやらしい手つきで抱いてエレベーターを待っていました

男は、30半ばのやや太り気味の、如何にも下心ありあり、というか、下心しかないような奴でした。

女性の方は、20歳代前半の、ただただ普通の女の子でした。肩を抱かれて、恥ずかしそうではありましたが、といって嫌がっている風でもありませんでした。

ただ、二人とも、エヴァンジェリスト氏達と一緒にエレベーターに乗るのを気まずそうにはしていました。

エレベーターに乗り、エヴァンジェリスト氏達はフロントのある3階で降りましたが、怪しいカップルはそのままエレベーターに乗り上の階に向いました。

フロントのある3階は、レディース・フロアで、女性専用の部屋の階になっており、セレブタワーヒメとカワサキ・カンバンムスメ嬢はそのまま、部屋に入っていきました。

フロントで鍵をもらったタタカウ・ブチョー氏とエヴァンジェリスト氏は再び、エレベーターに乗り、タタカウ・ブチョー氏は喫煙のフロアの5階で降り、エヴァンジェリスト氏は禁煙フロアの11階で降りたのです。

11階でエレベーターを降りたエヴァンジェリスト氏は、その11階で再び、あの怪しいカップルに会ってしまいました。

2010年12月10日金曜日

怪しい電話(5)

【コメントを頂いた「清く正しい?エヴァンジェリスト氏のファン さん」、まだまだ、続きますよ】


「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・」の電話に対しても、「お誘い」の電話か、と思いながら、「はああああ?」なんて、対応していたのですが、「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・」の電話は、ホテル□□□N古屋△△△での怪しい電話と異なり、一向に「オコヅカイ、クレマスカ?」とも、「ヘヤニ、イキマショカ?」とも、「ヤスクスルヨ」とも云いません。

ひたすらルーム・ナンバーを確認してくるのでした。ようやくルーム・ナンバーを確認できても(確認できたと思ったのは氏の勘違いでしたが)

「・・・(ふにゃふにゃ)・・・ロー・パーソン?(と聞こえた)と、訳の分らないことを訊いてきたのです。

エヴァンジェリスト氏がやや怒り気味に、「んんん?What  is ロー・パーソン? ...!!!」と云うと、

Ahhh, オウ・ケーイ」

と電話を切りましたが、未だに何の電話だったのか、エヴァンジェリスト氏には分りません。

大阪心斎橋にあるホテルで、周りは夜の繁華街ですので、やはり「オコヅカイ、クレマスカ」電話だったかもしれません。或いは、お店から「派遣」する為の確認の電話だったのかもしれません。

2010年12月9日木曜日

怪しい電話(4)

「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・」の電話のその時から更に、3、4年迄このとでしたが、ホテル□□□N古屋△△△に宿泊した際にも怪しい電話を受けたのでした

それはまだ夜の8時でしたが、テレビを見ているとベッド・サイドの電話が鳴りました。電話に出ると、

「オヒトリデスカ?」

という女性の声が聞こえてきたのでした。最初、フロントからかと思いましたが、フロントがそんなことを訊いてくる訳ありませんし、声は日本人のものではありませんでした。

フィリピン系か、南米系かの女性の声なのですと思いました)

「ええ」と答えると、

「オコヅカイ、クレマスカ?」ときました。

清く正しいエヴァンジェリスト氏のことですから、勿論、「ノー」と即、断り、ことなきを得たのでした。

「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・」の電話は、その時のと同じ種類の「お誘い」の電話か、と思ったのです。

2010年12月8日水曜日

怪しい電話(3)

「えええ、もう6時かあ」と思い、眠気にふらつきながらベッドを出たエヴァンジェリスト氏は、時計を見て驚いてしまいました。まだ午前1時過ぎでした。電話でセットしたモーニング・コールだと思ったのです。いつものよう朝6時にセットしたのです。

確かに外はまだ真っ暗です。で、「モーニング・コールでないとしたら、こんな真夜中に電話があるということは、きっと自宅からの電話で、親か親戚の誰かに何かがあった(要は、死んだ)という知らせだろう」、と覚悟を決めて受話器をとったのでした

当時はまだ携帯が普及していなかったのです。


先ず聞こえてきたのは、フロントの声でした。

「外部からの電話ですが、おつなぎして宜しいでしょうか?」

と聞こえました。でも、後から思い返してみると、それは「外部から」と云ったのではなく、「外人から」と云ったのではないかとも思われました。

「ああ、はい」と答えた後、聞こえてきたのが、先の「(女性の声)ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・(ふにゃふにゃ)・・・?」だったのです。

先ず間違いなく、チャイニーズ・イングリッシュの女性の声です。

「怪しい電話(2)」記載の通りのやり取りがあり、本当に、しばらく何がなんだか分りませんでした。少なくとも親も親戚も死んだ訳ではないことは分りましたが、それでほっとする気持ちよりも、「こんな深夜に電話をかけてきやがって、なんなんだ、何者だ!」と怒りの方が先に立ち、とても不機嫌な声で応答していまいました。

やり取りの途中で、「こりゃ、ホテル□□□N古屋△△△の時と同じ電話だろう」と、エヴァンジェリスト氏は思いました。

2010年12月7日火曜日

怪しい電話(2)

(女性の声ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・(ふにゃふにゃ)・・・?」
「はあ?」
「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・(ふにゃふにゃ)・・・?」
「はああああ?」
「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・シックス?(と聞こえた)
「はあ?ノー!」
「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・(ふにゃふにゃ)・・・?」
「はあ?」
「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・チュー?」
「ああ...イエース。ゼロゼロワンツー(よく考えたらイエースではなかったが)
「オウ・ケーイ・・・(ふにゃふにゃ)・・・ロー・パーソン?(と聞こえた)
「はあ?」
「・・・(ふにゃふにゃ)・・・ロー・パーソン?(と聞こえた)
「はあ?」
「・・・(ふにゃふにゃ)・・・ロー・パーソン?(と聞こえた)
「んんん?What  is ロー・パーソン? ...!!!」
Ahhh, オウ・ケーイ(ガシャン、と受話器を置く音)

○○○ホテル大阪心斎橋の1102号室に宿泊したエヴァンジェリスト氏は電話の呼出し音に目を覚されてしまったのです。


2010年12月5日日曜日

怪しい電話(1)

「●●●と申しますが、グソクさん、いらっしゃいますか?」

エヴァンジェリスト氏がとった電話の声は、女性のものであった。グソク・エヴァンジェリストの彼女でも女友達でもない。声で分る。明らかにビジネスの発声であった。

「出掛けてますが...」
「では、結構です」
「いいんですか?」
「はい、結構です」

マンションや墓地、インターネット回線のセールスの電話はよくあるが、それとは違う種類の電話であった。グソク・エヴァンジェリスト宛にそういった電話はかかってこない。

しかし、明らかにビジネスなものであるのに会社名を云わない。これも妙だ。しかし、ズボラで支払の督促状がよく来るグソク・エヴァンジェリストのこと、そういった類いの電話かと思ったが、なんだかしっくりこない。

ネットでその電話番号を調べると(ナンバー・ディスプレイで番号は分るのだ)、やはり怪しい種類の電話のようであった。グソク・エヴァンジェリスト自体が怪しい奴なので、直ぐには怪しい電話とは思わなかったが、今回に関しては電話の方が怪しかったようだ。

怪しい電話というと、エヴァンジェリスト氏も出張先のホテルで受けたことが幾度かある(氏は怪しい人間ではないが)。

それは、大阪心斎橋のあるホテルでのことであった。

2010年11月30日火曜日

ヨーロッパ移住計画

グソク・エヴァンジェリストがとんでもないことを云い出した。

「そうすれば、ヨーロッパに移住できるじゃん」

普段、ろくに口もきいてこないグソク・エヴァンジェリストが、エヴァンジェリスト氏に訊いて来た。

「お父さん(久しぶりに聞く言葉だ)、フランス語の文法を書いた本ある?初心者向けの(エヴァンジェリスト氏は仏文出身だから訊いて来たのだ」
「どうしたの?」
「いや、英語はほぼできるようになったから(大した自信だ)、今度はフランス語でもやってみようかと思って」
「フランス語覚えてどうするの?」
「そうすれば、ヨーロッパに移住できるじゃん」
「お前、アメリカに行って、行方不明者になるって云ってたじゃない」
「いや、アメリカは社会保障制度がしっかりしてないから。その点、ヨーロッパの方が安心じゃん」

行方不明者になろうと思う者が、社会保障制度の心配をするのには合点がいかないが、ほんの僅かな時間ではあったものの、久しぶりの親子の会話に満足したエヴァンジェリスト氏はその点には触れなかった。

ところで、皆さん、こんなグソク・エヴァンジェリストのことをどう思いますか?

2010年11月27日土曜日

思い出のK児島(その7).... 最終回

「やっぱ、買うわ」

「西瓜大好き」さんから「西瓜は最高です。迷わず買いましょう」とコメントを書込まれたからではないでしょうが、シショーは西瓜お買い求めになられたのです。

翌朝の幸せそうなシショー・エヴァンジェリストの顔を、忘れたくない訳ではありませんが、忘れられません。

「エヴァちゃん、西瓜、うまかったよ。ゆうべのあの西瓜、スゴイよ。あんなにうまい西瓜、たべたことないなあ」

シショー・エヴァンジェリストがご機嫌なのは、それはまあそれでいいことだ、と思いました。デシとしてはシショーの幸せは自分の幸せでもあるのです。しかし、そんなエヴァンジェリスト氏の考えは浅はかだったのです。

この後、K児島でもう1件仕事をして、M崎に向かうことになるのですが、そこに更なる出来事がエヴァンジェリスト氏を待っていたのです。その顛末は、いつか機会があれば「M崎編」で。

でも、何がエヴァンジェリスト氏の身に起きたのか、想像できる方はメールか電話か、口頭でお知らせ下さい。

2010年11月23日火曜日

思い出のK児島(その6)

夕食を済ませ、出張時いつもそうするようにコンビニに行ったところ、西瓜があったのです。その時まで知りませんでしたが(知る必要もありませんでしたが)シショー・エヴァンジェリストは大の西瓜好きだったのです

まさかあるとは思わないコンビニに、なんと、大好きな西瓜があったのです。

「エヴァちゃん、西瓜、西瓜だよ。コンビニに西瓜だよ!」

シショー・エヴァンジェリストは明らかに興奮しています。確かに普通、コンビニに西瓜はありません。珍しいのは確かです。

「買おうかなあ
「買えばいいんじゃないですか」
「んんん……..
……..(どうでもいいから、早くして下さい)
「んんん……..

エヴァンジェリスト氏はレジに向かいました。背後で、シショー・エヴァンジェリストの声が聞こえました。

2010年11月20日土曜日

思い出のK児島(その5)

もっと先まで行くと何か観光スポットでもあるのかと思い、暑いけれどまだ歩いていくのだろう、と勝手に決めていたエヴァンジェリスト氏は、見事に肩透かしです。

早くホテルに入りたく、もうそれ以上、熱暑の火山灰の道は歩きたくはありませんでしたが、下着だけでなくYシャツも汗に濡らし、靴は火山灰で真っ白にし、10分ほども歩いてきたのに、ただ歩いただけで、思い出のユースホステルを見て(エヴァンジェリスト氏はちゃんとは見ていません。見る必要もありませんでした)、また15分の道を項垂れて還るだけなんて、そんな目に遭おうとは思っていませんでした。

……………(それはないだろう。ただ、思い出の、しかもシショーの、シショーだけの思い出のユースホステルを見に来ただけかよ。フォークダンスを踊った可愛い女子大生の手の感触を思い出しに来ただけかよ)」

しかし、そうだったのです。ただ、思い出の(シショーの思い出の)ユースホステルを見に来ただけ、だったのです。

シショー・エヴァンジェリストにとっては、最高の出張になりました(私にとっては……….)。しかも、その夜、シショー・エヴァンジェリストには、更に嬉しいことがあったのです

2010年11月19日金曜日

思い出のK児島(その4)



しばらく感慨に耽ったままシショー・エヴァンジェリストは動きません。エヴァンジェリスト氏はといえば、暑さに口を開け、重い鞄を持ったまま俯き、灰まみれの靴をただ見ているしかありませんでした。

それはほんの2、3分だったかもしれませんが、エヴァンジェリスト氏には10分にも、20分にも感じられました。

「じゃ、行こうか」

と、ようやく動きだしたシショー・エヴァンジェリストは、そこからまだ先に進むのかと思ったら、回れ右か左かをして、来た道を戻り始めました

……………(え?これだけ?)」

2010年11月18日木曜日

思い出のK児島(その3)


「学生時代、あのユース・ホステルに泊ったんだよ………..
「へえええ(まあ、ご自由に)」
「懐かしいなあ」
「ええ(暑い)」
「あそこで、可愛い女子大生に会ってねえ……
「ほー(今は、おばさんになってますよ)」
「いや、ホント綺麗なんだよ」
「そうなんですか(嘘だ、とは云ってませんよ)」
「それでさ、夜にね、フォークダンスを踊ったんだよ、一緒にね」
「いいですね(時代ですね、フォークダンスなんて)」
……….踊ったんだよ、フォークダンス……….
「はあ(要するに、それだけなんですね。ナニもなかったんですね)」

2010年11月17日水曜日

思い出のK児島(その2)


フェリーで20分余りで着いたS島はまさに、火山島です。地面には一面火山灰です。その火山灰で埋もれた道をシショー・エヴァンジェリストはさっさと歩いていきます。テニスで普段、体を鍛えているシショー・エヴァンジェリストについていくのは、歳では若いものの、20年近くスポーツらしいスポーツもしたことのないエヴァンジェリスト氏には、大変でした。

しかも、8月、炎天下です。両脇に火山岩がころがった火山灰の道には、日影は全くありません。しかも、スーツを着て、出張の道具やお客様用の資料を詰込んだ鞄を持ったままの歩行です。暑くて、疲れて、顔を下に向けたまま、「ヒイコラバヒン、ヒイコラバヒン」と必死の思いで歩いていきました。靴は、火山灰で真っ白です。

ホントは今頃、冷房のよく効いたホテルの部屋でドラマの再放送(「はぐれ刑事純情派」か何か)でも見ていたはずなのに、なんでこんな目に合わなくてはいけないのか、と悲しくなりました。

と、シショー・エヴァンジェリストが立ち止まりました。少し先の小高いところに、何か建物があります。

「あれはねえ、ユース・ホステルなんだよ」感慨深気にシショー・エヴァンジェリストは、語り始めました。

2010年11月14日日曜日

思い出のK児島(その1)

エヴァンジェリスト氏は久しぶりにK児島に出張しました。K児島は、シショー・エヴァンジェリストとの思い出の地です

10年余り前の8月に、シショー・エヴァンジェリストと、出張した時のことです。

お客様との打合せが早く終り、「さあ、ホテルでのんびりテレビでも見ようか」と思っていたところ、S島に行ったことはあるの?」とシショー・エヴァンジェリストに訊かれましたS島はご存知、今も活動が活発な火山の島です。

その時、「行ったことはあります」と答えておけばよかったのかもしれませんが、根が正直者の悲しさか、「いえ、ありません」と云ってしまいましたS島は雄大で、エヴァンジェリスト氏も、その姿をK児島から見るのは嫌いではありませんでした。しかし、その島自体に行ってみたいとは思っていませんでした。

「じゃ、チョット、行ってみようか」と、フェリーに乗り場に連れていかれ、炎天下のS島の地を踏むこととなってしまったのです。

2010年11月4日木曜日

「コタツ」か「あんか」か

ところで、コタツ出しましたよ」さん、出された「コタツ」って「コタツ」ですか?


は?


「あんか」ではないですよね?


は?


「コタツ」は「コタツ」、「あんか」は「あんか」でしょうに、とお思いかもしれませんが、「あんか」も「コタツ」なんですよ


ウチ(私の実家)では、「あんか」は「コタツ」でした。寝る時に布団に入れ、足を暖めるものは、通常、「あんか」というと思いますが、ウチでは「コタツ」と呼んでいました。「コタツ」は勿論、「コタツ」でした。


つまり、ウチには「あんか」という言葉はなく、スベテが「コタツ」でした。はっきり覚えてはいませんが、「あんか」という言葉を知ったのは、成人してから(上京してから)であったかもしれません。


「あんか」を「コタツ」と呼ぶのは、ウチだけのことかと思っていましたが、ちょっと調べてみると、どうやら地域や世代によっては、「あんか」を「コタツ」と呼ぶようです。


皆さん、あなたのおウチでは如何ですか?「あんか」は「あんか」ですか?それとも「コタツ」ですか?

まだコタツを出していません。

コタツ出しましたよ」さんから、「さて.....あなたは何色派?(その6:最終回)」に対してコメントを頂きました。コタツ出しましたよ」さん、有り難う。アナタだけかもしれません。このBlogを楽しみにしてくれているのは。


それにしても驚きました、コタツ出しましたよ」さん。名古屋が本店の喫茶店コメダ珈琲」には、長靴型のクリームソーダがあるんですね。マダム・ゼッタイオンカンによると、長靴型の器って、バブルの頃に流行っていたそうなので、バブルの頃から出すようになったのかもしれませんね。


クリームソーダといっても、ソーダにのせられた「クリーム」は、アイス「クリーム」ではなく、ありゃ、ソフト「クリーム」ですね。でも、美味しそうです。ネットで検索すると、簡単に写真を見ることができます。


また、コメント、情報を下さいね。........それから、ラゾク・ダイスケの写真何とかお見せしますね。


ところで、私はまだコタツを出していません。

2010年10月27日水曜日

豆知識(離婚の手続-補足)

補足である。

離婚の証人なる際には、生年月日と本籍地も記入することになるのでご留意頂きたい。現住所も勿論、記入する。

2010年10月25日月曜日

さて.....あなたは何色派?(その6:最終回)


ところで、クリームソーダの色にブルー・スカイなんて他の店でもあるのでしょうか。調べてみると、これがあるらしいのです。インターネットで調べた結果を挙げます。

******************************************************************
クリームコーヒー    ¥300
クリームソーダ      ¥300
(ブルースカイ・イチゴ・ メロン) 
クリームコーラ      ¥300
オレンジジュース    ¥250
******************************************************************

また、神田の有名な喫茶店の「さぼうる」では、クリームソーダは赤・青・緑・黄色から選べるようです。インターネットで調べるとすぐ分りますよ。

更に沖縄では、茶色のクリームソーダもあるようです。

さて、あなたは、クリームソーダは何色がお好きですか?緑色(メロン・グリーン)ですか、青色(ブル−・スカイ)ですか?それとも茶色ですか?

自分は何色がいいか、是非、コメントに書込むか、メールを頂きたい。その時、できたら、T島の喫茶店のギリギリお姉さんは何故、ブルー・スカイの方をエヴァンジェリスト氏にではなく、ラゾク・ダイスケの方に出したのか、想像される理由もお書き添え頂きたい。

2010年10月22日金曜日

豆知識(離婚の手続)

離婚といえば、うぬぼれ営業氏だ。氏は、離婚のオーソリティである。

皆さん、離婚する時にはうぬぼれ営業氏に相談すればいい.......と思っていたが、氏の「専門」は「調停離婚」である。「協議離婚」のことはご存じない。

「協議離婚」は「調停離婚」と手続が異なる。「調停離婚」は所謂、離婚届を提出しないそうだが、「調停離婚」では離婚届を出す必要がある。

離婚手続には証人が二人必要なのだ。何だか、婚姻届と同じではないか。

知人が離婚することになり、私が証人の一人になることになった。もう一人の証人は、離婚当事者の娘(35歳:三人の子持ち)である。俗に云う、熟年離婚である。知人が今月、還暦を迎え、停年退職となるのを機にようやく離婚することになったのである。

しかし、証人が娘というのは感慨深い。証人が必要というところは、離婚届は婚姻届に似ている。しかし、一般には婚姻届では息子・娘が証人になることはない。しかし、離婚届ではそれがアリなのだ。

2010年10月17日日曜日

シショー・エヴァンジェリスト

久しぶりに○陰地方の●江に出張した。10年振りだ。●江といえば、シショー・エヴァンジェリストである。

「若いんだから、食えよ」というエヴァンジェリスト氏の決めゼリフを、エヴァンジェリスト氏周辺の若い人たちは、エヴァンジェリスト氏のオリジナルと思っているらしいが、シショー・エヴァンジェリストから受継いだものである。

その原点に●江出張があったらしい。シショウ・エヴァンジェリストとエヴァンジェリスト氏と二人での●江出張の際の「シショー」からのお言葉である。

出張での仕事が終り、二人は●江駅まで行き、空港バスに乗ろうとした。しかし、まだバス出発まで時間があった。.....と、「シショー」が目を付けた。ミスドだ。駅舎の中にミスター・ドーナッツがあったのだ。「シショー」はミスター・ドーナッツがお好きなのである。

「ドーナッツ食べない?」
「いえ、私はいいです」

エヴァンジェリスト氏もミスド好きではあるが、その時は特に食べたいとは思わなかった為、辞退した。

「あ、そう.......俺は食べたいんだよねえ」
「ああ、どうぞ」
「そおお」

二人はミスドに入った。「シショー」がドーナッツを選びながら云われた。

「エヴァちゃんは、どれがいい?」
「は?.....いえ、私はいいです」
「あ、そおお......」
「......」
「で、どれがいい?」

そこまで云われるともう辞退はできない。「シショー」の愛である。

エヴァンジェリスト氏は、一つだけ頂くこととした。勿論、「シショー」のおごりである。「シショー」は2個、お買い求めになられた。

バスに乗ると、二人はドーナッツを食べた。バスの最後尾の席で揺れがひどく、嫌いではないドーナッツではあったが、エヴァンジェリスト氏は少々気持ちが悪くなりながら、何とか食べた。

と....「シショー」がドーナッツを1個エヴァンジェリスト氏に差し出した。

「いえ、もう結構です」
「いいから食えよ」
「ええ、もう頂きましたから」
「俺、もう要らないから食えよ」
「いえ」
「いいから食えよ、若いんだから」

「シショー」からそこまで云われると、もう断れない。エヴァンジェリスト氏は、2個目のドーナッツを食べた。

揺れるバスの中で何とか食べたところで、また「シショー」からお言葉があった。

「これも食えよ」

「シショー」は鞄の中からカリントウを出されていた。まさか鞄の中からカリントウが出てくるとは思っておらず、あっけにとられ、断ることも忘れ、エヴァンジェリスト氏は云っていた。

「ありがとうございます」

これは「シショー」の「愛」なのだ。その時から、エヴァンジェリスト氏は、「シショー」を師匠にしようと心に決めた。そして、いつの間にかエヴァンジェリスト氏自身も若手の同僚に対し云うようになっていた。

「若いんだから食えよ」

10年振りの●江駅は、駅前のロータリーも新しくなり、また、駅舎もすっかり新しくきれいになっていたが、ミスドはまだそこにあった。エヴァンジェリスト氏は懐かしさがこみ上げるのを感じながら、あらためて誓った。シショーのようになろうと。

2010年10月13日水曜日

速報...誕生!ダカラムスメモ氏

「ダカラムスメモ氏」、「誕生」だ。

ツマノシンセキハ・コクミンテキビショウジョ・ダカラツマモビジン氏に、10月8日、お嬢さんが誕生した(奇しくも、グソク・エヴァンジェリストと同じ誕生日だ)。

とっても可愛いそうだ。どうやら、「やはり」美人らしい。

そこで、ツマノシンセキハ・コクミンテキビショウジョ・ダカラツマモビジン氏今後、「ツマノシンセキハ・コクミンテキビショウジョ・ダカラムスメモビジン氏」となることとなった略して「ダカラムスメモ氏」である。

おめでとう!ダカラムスメモ氏。

2010年10月11日月曜日

ミステリー・マーケティング......あなたは何色派?(その5)


わざと色の違うクリームソーダを何の説明もせずに出したのです。ミステリーを、謎をお客さんに呈示しているのです。2人連れ以上のお客さんが来て、複数のクリームソーダの注文があった時には、敢て色の違うクリームソーダを何の説明もせずに出しているのでしょう。

こうすることにより、ただのクリームソーダがミステリーを含んだ不思議な飲み物に変身するのです。なんと巧妙なマーケティングでしょう。ミステリー・マーケティングです。

馬鹿にしてはイケマセン。エヴァンジェリスト氏があのお店のこのミステリー・マーケティングにまんまとはまったことにより、私がこのBolgにこんなに長々とクリームソーダのことを書いているのです。あのお店のことを書いてしまっているのです。エヴァンジェリスト氏の負けです。そして、私の負けです。

エヴァンジェリスト氏は、そして私は、またきっと貴方も、次回、T島を訪問する際にもきっと、この喫茶店に立寄り、クリームソーダを注文してしまうでしょう。注文して、何色のクリームソーダを出されるかドキドキして待つことでしょう。

エヴァンジェリスト氏は氏の販売するシステムのマーケティングにもミステリーの要素を取り入れてみたいと思いました。でも、出来ていない商品を出来ているかのごとく売る、といったミステリーではありません。

2010年10月5日火曜日

店の戦略......あなたは何色派?(その4)

緑色(メロン・グリーン)は、クリームソーダだとすぐ分りました。「でも、クリームソーダは2つ注文したのになあ?」と訝しく思いました。「別のテーブルの注文かなあ?……にしても、もう一つの青いのってなんなんだ?

と、まだギリギリお姉さんの店の人は、エヴァンジェリスト氏たちのテーブルまで来、緑色(メロン・グリーン)のクリームソーダエヴァンジェリスト氏の前に置こうとします。「あ、いや、あの、クリームソーダは2つ注文したんですけど」と云おうとする間もなく、青色(ブルー・スカイ)の方をラゾク・ダイスケの前に置くとさっさと去っていってしまいました

ラゾク・ダイスケとエヴァンジェリスト氏とは、青色(ブルー・スカイ)のものを見て、共に首をひねりながら云いました、「これ(それ)、クリームソーダ?」

青色(ブルー・スカイ)のクリームソーダって、聞いたことも見たこともありません。しかし、クリームはのっているし、多分、それもクリームソーダです。

「ま、いいんですけど」ラゾク・ダイスケは云います。「でも、僕って、こんな冷たいイメージじゃないと思うんですけど」

エヴァンジェリスト氏は言葉に詰りました。でも云いました、「か、か、変えようか、アタシのと?」

「いえ、いいです」と、ラゾク・ダイスケはストローでその青色の液体を啜り始めました。やはりクリームソーダはクリームソーダだったようです。

それにしても「ギリギリお姉さん」は、品物を持ってきた時に、説明してくれてもよさそうなものです。「色は違いますけど、両方ともクリームソーダです」って。いや、そもそも色の違うクリームソーダがあるのなら、メニューに色を記載するとか、注文をとる時に「何色になさいます?」と訊いてくれてもよいのに、と思いました。皆さんもそう思いますよね

その時は、そう思いました、しかし、後でエヴァンジェリスト氏は気付きました。これは、あの店の戦略なのです。

2010年10月4日月曜日

見透かされて.....あなたは何色派?(その3)

8年前の8月6日にエヴァンジェリスト氏はラゾク・ダイスケと、T島にあるT社を訪問しました。N古屋セミナーを開催した際に、セミナーには参加できないが、訪問して説明して欲しいと云う依頼があったので、訪問することにしたのでした。

T社は、小さい会社であり、エヴァンジェリスト氏たちが販売するシステムを導入頂ける可能性は極めて低い、とは思いながらも、折角のご依頼ですので、訪問してみたのでした。

想像以上に辛い訪問でした。同じA知県のN社も訪問したことがありますが、N社まではN古屋からM鉄で1時間かかるので、行くのが辛いところなのですが、それと比べると、T社はN古屋から30分ですから、楽だと思っていたのでした。

しかし、8月6日(広島の原爆の日)は真夏です。T社は、地図で見るとT島駅からそう遠くではなそうでしたが、実際に歩いてみると、10分余りかかりました。炎天下です。日陰も殆どない道を10分余りも歩くのは、地獄の責め苦にあっているようでした。

しかも、訪問自体は、30分余りで終ってしまいました。結局は、小さな企業であるT社にとってはエヴァンジェリスト氏たちが販売するシステムは高価過ぎたようでした。まだ、駅から10分余り歩いた体の火照りがさめ切らない時間でした。

そうして、また、炎天下を10分余り歩いたのです。それでなくとも汗っかきのラゾク・ダイスケはもう、雨に打たれた後のように、びしょ濡れ状態です。

駅に着き、次の電車の時間を見ると、まだ20分あります。ただただホームで待っている気には到底なれません。駅の構内を探すとありました。喫茶店です。その喫茶店を見つけた時のラゾク・ダイスケの嬉しそうな顔は日頃余り見れないような笑顔でした。まさに、破顔です。

喫茶店の中は冷房が良く効き、快適です。ほーっ、としながらメニューを見ます。 ラゾク  ・ダイスケは、クリームソーダを注文することに決めました。エヴァンジェリスト氏は、アイス・コーヒーを頼もうと思ったのですが、ラゾク・ダイスケがクリームソーダにすると分ると、気になります。

何故かエヴァンジェリスト氏は、他人が注文するものが気になって、自分も同じものが欲しくなって仕方がありません。注文した品が来て、食しながらも、同席している同僚の品が気になって気になってどうしようもありません。

そのことを知っているラゾク・ダイスケが云いました。「エヴァちゃんも、クリームソーダにしたら、どうですか。どうせ、後で欲しくなるんでしょ」

その通りです。ラゾク・ダイスケのアドバイスに従い、エヴァンジェリスト氏もクリームソーダを注文しました。

5分後、店の、「おばさん」に近づいているお姉さんが、クリームが入った飲み物を2つ、お盆に乗せて近づいてきました。一つは、緑色(メロン・グリーン)で、もう一つが青色(ブルー・スカイ)です。

2010年9月24日金曜日

合併!?水木プロと石原プロ

エヴァンジェリスト氏がとんでもないことを思いついた。水木プロと石原プロの合併である。

エヴァンジェリスト氏は水木しげる氏を敬愛しているが、水木しげる氏の会社(水木プロ)の行く末を心配している。また、氏が石原プロの行く末を心配していることも有名である。

水木しげる氏は、2歳年上のチチ・エヴァンジェリスト同様、まだまだお達者であるが、まもなく90歳になられる(因に、チチ・エヴァンジェリストは9/25で満90歳だ)。今後、水木プロはどうなっていくのだろうか。

石原プロも、正直なところ、売れているのは、渡さんと舘さんだけだ(お二人とも還暦を過ぎていらっしゃる)。徳重がなんとか、10月から始まる「相棒」の第1回ゲストになるくらいで、若手は徳重含め、育っていない。それどころか、どんどん止めていき、今や若手は4人だけである(徳重含む)。今後、石原プロはどうなっていくのだろうか。

以前より、エヴァンジェリスト氏は、石原プロ入りし、俳優兼プロデューサーになり、次代の石原プロを担っていこうかと思ってきていると聞く(氏も還暦が近いのが大きな問題だとは思うが)。

では、水木プロに対してはどうするのか?さすがに、エヴァンジェリスト氏といえど、水木しげる氏のように漫画を描くことはできまい。

いや、だからこそ、「合併」なのだろう。水木・石原プロとして、「ゲゲゲの警察」等のドラマ/映画をつくり、氏自身が主演をしようとしているのだろう。鬼太郎を刑事にするのである。他にもアイデア/プランはあるのだろう。

尚、エヴァンジェリスト氏が水木プロと石原プロの合併を画策するのは、両プロが共に調布にあるからでもあるらしい。

しかし、氏は「合併」に一つ大きな問題があることに気付いていないのではないか。水木プロの正式名は「水木プロダクション」であり、石原プロは「石原プロモーション」なのである。合併後の水木・石原プロは正式名をどうするのか?両プロの顔をつぶさぬよう、「水木・石原プロフェッショナル」とでもするのであろうか。

皆さん、水木プロと石原プロの合併案をどうお思いか?

2010年9月20日月曜日

「500系」に自分を見る

まるで自分の有り様を見るようであった。エヴァンジェリスト氏の感想である。

出張先の博多駅で氏は新幹線「500系」車両を見たのだ。

「500系」といえば、「のぞみ」である。「500系のぞみ」である。窓側の席がせまく決してて好きな車両ではなかったが(円筒状の車両であり、ドラム缶の中に居るような感じの車両であった)、「のそみ」は「のぞみ」であった。JR西日本が自信を持って投入した車両であった。

その「500系」が、今、「こだま」に使われているのだ。今年(2010年)の2月末で「のぞみ」から引退したことは知っていたが、「こだま」に使われているとは知らなかったのだ。

他にも「のぞみ」を引退して「ひかり」や「こだま」として使用されている車両はある(はずである)。しかし、「500系」は他の新幹線車両とは大きくデザインの異なる特徴的な車両であったので、「こだま」まで落ちぶれた感が強いのだ。

エヴァンジェリスト氏は停年が近い。だから氏は、「500系」に自身の今の有り様を、そして今後の有り様を見るような感じがするらしい。もうお役御免なのだ。「こだま」として使ってもらえるだけでもよしとしないといけない、ということなのだ。歳をとるということは、そういうことなのだ。

ピンクがいい......あなたは何色派?(その2)

トクメイ氏は、「ピンク」がいいそうだ。


「えっ、何のこと?」ですって?あなたは何色派?(その1)に書き込まれたコメントですよ(Blog本文だけでなく、コメントもチェックしましょうね)。クリーム・ソーダの色である。


トクメイ氏は匿名なので、氏が誰かは知る由もないが、テレパシーができる(と自分では思っている)私は、氏と「交信」してみた。


クリーム・ソーダに緑色(メロン・グリーン)以外にあるがあること知ってたの?」
「ええ、父がクリーム・ソーダ好きですから」
「お父さんって、お酒飲まないの?甘党?」
「お酒も飲みますが、甘いものも好きなんです」


なかなかデキルお父さんだ。クリーム・ソーダには、緑色(メロン・グリーン)以外にも色々な、まさに「色々な色」があることを皆さん、知らないだろうと思い、自慢しようと思ったのに、トクメイ氏に鼻をへし折られてしまった。


しかし、トクメイ氏以外の方は、クリーム・ソーダに緑色(メロン・グリーン)以外の色のものがあることは知らなかったでしょう



クリームソーダは緑色(メロン・グリーン)に決ってんだろ、青色(ブル−・スカイ)のクリームソーダなんてないじゃん、とお思いのあなた、N古屋からM鉄で30分程の所にあるT島の駅構内の喫茶店に行って、クリームソーダを注文してみて下さい。私の云っている意味が分るはずです。.........(続く)






2010年9月14日火曜日

「私、パンツ探します」(?)

支援者出現である。

「私、パンツ探します」という表現は使われていないが、小田急線で通勤するモックンヨリトシシタダケドイチネンセンパイヨ嬢には、グソク・エヴァンジェリストのパンツ探しに一肌脱いで頂けるようだ。


「私、小田急線で通勤しているので....」と云って頂けたのだ。さすがに人柄の良さで評判のモックンヨリトシシタダケドイチネンセンパイヨ嬢だ。


モックンヨリトシシタダケドイチネンセンパイヨ嬢からの「申し出」を早速、エヴァンジェリスト氏に伝えたところ、氏からは、「パンツを見つけでも、キタナイから素手で触らず、手袋でもして拾って欲しい」との言葉があった。気遣いである。



2010年9月9日木曜日

事件です!....パンツはどこへいった?

事件です。うぬぼれ営業氏が起こして以来のチン事件勃発です。

エヴァンジェリスト氏によると、グソク・エヴァンジェリストが電車の中でパンツを落としたそうだ。

一体、どうすればパンツを電車の中で落とせるのか?グソク・エヴァンジェリストは、エヴァンジェリスト氏に似ず、変態なのか。

エヴァンジェリスト氏は、グソク・エヴァンジェリストのTwitterでこの事件を知ったらしいが、電車というのは、どうやら小田急線なのだそうだ。「小田急線の電車でパンツを拾った方、見かけた方は、お知らせ頂きたい」とこのBlogを通じて皆さんに呼びかけて欲しいとのことである。息子思いな父親である。

皆さん、協力してあげて欲しい。

2010年9月7日火曜日

あなたは何色派?(その1)

暑い!何しろ、暑い!何度も云うまでもなく、皆さんもお感じのように、暑い!今も出張中の私だが、外を出回るのは辛い。

さて、暑い時には、クリーム・ソーダがいい。冷たく、美味しい。甘さが、暑さから来る疲れをとってくれるような気がする。

クリーム・ソーダは色も楽しい。..............「色も楽しい?」って思ったでしょう。

あなたは、クリーム・ソーダは何色がお好きですか?.............「緑色(メロン・グリーン)以外にあるの?」って思ったでしょう。

ハハハハハ、まあ、いいからお答えください。あなたは、クリーム・ソーダは何色がお好きですか?

2010年9月2日木曜日

「モテる為なら何でもする!」





[失礼!まだ続きます]


オーデコロン(eau de cologne)では、モテナイようです。

「んんん、いい匂い…..」で、モテタイ氏がモテル為に、オーデコロンをつけるようになった、と紹介致しましたが、事実関係にやや誤りがあったようです。


つけていたのは、オードパルファン(eau de parfum)だったそうです。しかも、エヴァンジェリスト氏が気付くもっと前からつけていたのだそうです。

最初は匂いの弱いオードトワレ(eau de toilet)だったのを、その後、匂いの強いオードパルファン(eau de parfum)、まさに「香水」(parfum)に変えたのだそうです。オードトワレ(eau de toilet)よりも更に弱いオーデコロン(eau de cologne)なんかではないんだそうです。

匂いの弱いものでは、特にモテルことはなかったので、匂いの強いものにして、「よりフェロンモンを発散させよう」という目論見だったのだそうです。

「ムンムンでした」とは、モテタイ氏本人の弁です。

また、オードパルファン(eau de parfum)だけでは足りないと、SENOBY」も飲むようになったんだそうです。勿論、モテル為です。「SENOBY」ってご存じかと思いますが、JTが販売する機能性飲料ですね。

      
SENOBY」のラベルに「モテタイ人に効く」と書いてあったのです(今は、どうか知りませんが、以前はラベルに以下の通り書いてありました)。


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ライバルに差をつけたい/モテたい/大人ぶりたい/いろんな服が似合うようになりたい/スポーツで活躍したい/モデルに憧れる

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モテタイ街道まっしぐらであったモテタイ氏、いや、ケリー・ゴミーバコ氏です。

若い頃から何ごとにも(正確には、欲するものに対しては)徹底する姿勢であったからこそ、氏は「ビッグ」になったのである。 「モテる為なら何でもする!」、この猪木さんとも共通する姿勢。氏から学ぶべきところである。

2010年8月27日金曜日

「モテタイ」から...続・「んんん、いい匂い…..」

[続き]

モテタイ氏はその頃、オーデコロンをつけるようになっていました。

オーデコロンをつけるようになったのは勿論、「モテタイ」からです。時として寝癖頭そのままに見える氏の髪型も、「モテタイ」が為だったのです。会社帰りに眼鏡をはずすのも、「モテタイ」が為でした。眼鏡姿の氏はそれなりにセクシーなのに、氏自身は気付いていませんでした。

オーデコロンを付けたモテタイ氏は、モテルどころか、まわりから「臭い」とサンザンな評価を受けていました。「お前何考えてんだ」と。


「モテル為です」と素直に氏は答えました。

まわりがなんと云おうと、エヴァンジェリスト氏はモテタイ氏を評価します。「モテル為です」と云う真っ正直さを評価します。目的の為には行動を惜しまないところも評価します。その目的(モテル)がなんであれ、行動(髪型、眼鏡はずし、オーデコロン)がなんであれ、氏を評価します。

一見奇怪に見える行為(ホテルでパジャマを着たままレストラン行くこと等)も一所懸命な発想の結果なのです。何も発想しないでいるよりずっと素晴らしいことと思うのです。

そんなモテタイ氏への評価を、エヴァンジェリスト氏は、「んんん、いい匂い..」という言葉で伝えたかったのです。仮にその「匂い」が実は「臭い」ものであったとしても。

実は、エヴァンジェリスト氏も若い頃、オーデコロンを体にバシッとつけまくっていたのです。「ハナヱモリ」時代のことです。後の「尊属傷害致死」事件の某先輩から、やはり、「お前何つけてんだ、臭いぞ。つけるの止めろよ」と云われたものです。

そんなことからもモテタイ氏への共感があったのかもしれません。エヴァンジェリスト氏がオーデコロンをつけたのも「モテタイ」からだったのでしょう。

ところで、そんなモテタイ氏は、オーデコロンが効を奏したのかしないのか、その後、ある女性にモテ、結婚し、子どもまで持つ身になりました。

そして、「ゴミ箱事件」を経て、ミスター・ハンセイカイ越えを果し、今や一つのグループを率いる存在になったのです。そう、もうお判りかと思いますが、モテタイ氏は、ケリー・ゴミーバコの若き日の姿だったのです

2010年8月26日木曜日

「んんん、いい匂い…..」

[ニオイつながりである]


8年前の9月某日、エヴァンジェリスト氏が、H田空港から会社に電話を入れた際に、いつも通り、名前も名乗らず、いきなり、「んんん、いい匂い..とやや鼻にかけた声で云ってみたところ、電話をとったカレは黙ってしまいました

電話をとったのがモテタイ氏だと思ったのです。モテタイ氏が電話に出たら、いつか云ってみようと何日か前からチャンスを窺っていたのです。

「は、はい、ヒガシナカノ・カンパ.」と、会社名を少しだけですが詰りながら云うその声は、「モテタイ氏だ!」、と喜び勇んで、「んんん、いい匂い..」と云ってみたのです。「こりゃ、大受けだ」と確信しながら。

しかし、待受けていたのは、恐ろしいと云うのがまさに相応しい「沈黙」でした。神の沈黙よりももっと恐い沈黙でした

「だ、誰だ!?」と思いました。電話に出た相手の方がよほど「だ、誰だ!?」と思ったに違いない、とは思いは及ばず、勝手に頭の中で「誰なんだ、誰なんだ」との思いを巡らせました。聞いたばかりの相手の声を頭の中で反芻させてみました。

「ち、違う。モテタイ氏ではない」、と遅まきながら理解した瞬間、「エヴァンジェリストだけど、ゴタンダ・タワー・レディ、います?」と精一杯、真面目な声に切替え、取繕いながら云いました。云いながら気付きました、「アカパン・コ−ハ氏だ。硬派な彼に云ってしまったんだ」。「んんん、いい匂い..」なんて戯けた台詞を、よりによって硬派中の硬派のアカパン・コ−ハ氏に云ってしまったと思うと、戦慄がまさに背中を走り抜ける気がしました

しかし、後日、アカパン・コ−ハ氏にその時のことを謝った際に、氏は、さすが大人です、「いや、誰かなあ、と思いました」と云っただけで、エヴァンジェリスト氏を責めることは全くありませんでした。

ところで、そもそも何故、エヴァンジェリスト氏は「んんん、いい匂い..」なんてことをモテタイ氏に云おうかと思ったのか........   【続く】

2010年8月25日水曜日

話題沸騰、制汗剤

制汗剤は臭いか、が話題沸騰である


このBlogでは珍しいコメントの書込みがあった。また、モックンヨリトシシタダケドイチネンセンパイヨ嬢からまたまたメールを頂いた。


書込みコメントは、ご覧頂けば分るが、臭い制汗剤はある、というものである。


モックンヨリトシシタダケドイチネンセンパイヨ嬢からのメールは、「制汗剤はそこまで強烈な臭いのものはないと思うが、深読みすると、制汗剤だったとしてもやはり身だしなみに気を遣うのは疑惑ありかもしれない」、というものであった。


而して、事実は未だ謎のままであるが、「疑惑」があることは間違いない。制汗剤のせいにせよ、でないにせよ、グソク・エヴァンジェリストがあんなに臭かったのはあの時だけらしいのだ(普段より、別の臭さはある)。


制汗剤をつけたのはあの日一日だけだったのか?そもそも、時々、グソク・エヴァンジェリストの部屋を漁るエヴァンジェリストは、未だグソク・エヴァンジェリストの部屋から制汗剤らしきものは発見していないそうだ。


因に、グソク・エヴァンジェリストは自身のTwitterでもBlogでも制汗剤のことには触れていない........