1989年6月25日から7月2日まで出張でいたパリの街を、エヴァンジェリスト氏は、仕事を終えた後、上司と少し歩いた。
上司に振り回され、心の中で、
「A moi La liberté(自由を我に)」
と叫びながらも、街の様子を写真に収めた。
パリでは、公衆便所もお洒落であった。
「La Redoute」は、有名な通販会社であったかと思う。
パンのいい匂いもした。
路地を入ると、祭(fête)であろうか、人が集り賑わいを見せていた。
仮装をした子どももいた。
オフィスビルは、歴史を感じさせるものもあれば、
なんということのないビルもあった。
近代的なビルもあった。
食事は、提携先との会食以外は、ラーメン屋(有名な「ひぐま」だ)等、和食や中華の店でとった。
パリに来てまで….と思った。
「A moi La liberté(自由を我に)」
であった。
しかし、そんな中でも発見はあった。
コカ・コーラの瓶の形が見慣れたくびれのあるものとは異っていたのだ。
ところで、フランスでは、コカ・コーラは「コーク」と云わない。
「Un coca s 'il vous plaît.」
と注文する。そう、「coca(コカ)」だ。
まるで「コカイン」だと思うが、コカ・コーラの「コカ」は「コカイン」から来ているので、まるで「コカイン」なのではなく、「コカイン」なのだ。
(続く)
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