「どうでもいいから、教えてよ!シテよお。入れてよお!」
JANAのスチュワーデス(CA)の言葉がビエール・トンミー氏の頭に、いや股間に響いていた。
「そうだ。『入れる』のだ!ふふ。『いきなりPDF』を彼女のPCに『入れて』上げる為に、彼女の部屋に行くだけなのだ。ふふ」
ビエール・トンミー氏は、北叟笑んだ。
その時であった。
「ドドーンッ」
機体が揺れた。大きく揺れた…….
「うぐっ!.....」
何かが自分の体に飛んで来た。胸が圧迫された。
しかし、痛みはなかった。衝撃はあったが、飛んできたものは柔らかいものであった。何か芳しい香りもした。その香りは、ビエール・トンミー氏の頬のすぐ横から漂ってきていた。
「ごめんなさい……」
女性の声であった。ビエール・トンミー氏の耳元で呻くように吐かれた言葉であった。
女性は、ビエール・トンミー氏の頬につけていた顔を上げた。
あのスチュワーデス(CA)であった。
「大丈夫?」
「ええ……」
機体が大きく揺れ、スチュワーデス(CA)は、ビエール・トンミー氏の体の上に飛んできたのだ。
スチュワーデス(CA)は、前方席の方に行ったはずであったが、という疑問も一瞬生じたが、ビエール・トンミー氏は、自身の体の異変に気付き、それをどう誤魔化すかということの方に気は行った。
スチュワーデス(CA)は豊かな胸をビエール・トンミー氏の胸につけていた。顔は、ビエール・トンミー氏と頬摺りよせる形になっていたのだ。
そして、下半身もビエール・トンミー氏の下半身にぴったり重なっていた。
「ま!........」
スチュワーデス(CA)は頬をピンクに染めた。ビエール・トンミー氏の股間の異変に気付いたのだ。
「いや、これは……..」
「いいの……..ふふ」
ビエール・トンミー氏は、間近にスチュワーデス(CA)の濡れた唇を見た。股間の異変は増大した。
「す、すご……」
スチュワーデス(CA)は唇を尖らせ、ビエール・トンミー氏の唇の方に寄せようとした。
『こ、こ、これは、事故だ。機体が乱気流にでも巻き込まれ、大きく揺れた結果なのだ、不可抗力だ。…..妻よ、すまん!』
ビエール・トンミー氏は、目を閉じ、彼もまた唇を尖らせた。
その時であった。
「ドドーンッ!ドドーンッ!ドドーンッ!」
機体がまた揺れた。今度は、もっと大きく、何回も揺れた…….
(続く)
0 件のコメント:
コメントを投稿