2018年10月27日土曜日

【ビエールのオトナ社会科見学】ホイコーローを作る[その7]







「(『有紀』さん……..)」

南武線の中にいた『内田有紀』が、娘らしき中学生くらいの少女と信号待ちをしていた。

いい匂いの正体は、『内田有紀』であった。

「(いや、似ているが違う。『内田有紀』ではない)」

しかし、横を向いたまま、ビエール・トンミー氏は、見とれていた。

「信号変ったわよ」

妻の声に我に戻り、前を向き、信号を渡ろうとした。

「(ん!?)」

前を向こうとした瞬間、『内田有紀』がこちらを見た。いや、見たような気がした。

「(ん!?)」



横断歩道を渡ろうした時、歩きにくさを覚えた。股間に異変が生じていた。


(続く)



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