<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
[ナンバープレートのカースト制度(続き11)]
「そう、そんなに目を白黒させるなんて、あの時の白黒ツートン模様の車両のようですね」
生徒エヴァンジェリスト氏は、ビエール・トンミー先生に、意味深なiMessageを送る。ナンバープレートの『カースト制度』の中で『天上界』カーストにある横浜ナンバーが『危険』カーストへの転落の危機にある理由として、横浜へのIR(つまり、鉄火場)誘致に対してビエール・トンミー先生が反対の声を上げないのには、横浜に負い目があるからだろう、と指摘しているところであった。
「ええー!」
「どうなさいました?」
「な、な、何、云いたいねん?...」
「あれは、X月X日午前11時58分。自動車道・横浜環状北線5.6キロポスト地点でしたね?」
「あんさん!」
「白黒ツートン模様の特殊塗装が施された車両の乗務員に呼び止められたクルマがありましたね?」
「なんで知ってんのや!」
「ええ、『Eクラス』のクルマです。そう、ベンツを代表するクルマです。確か、『E250』でした。あ、先生のベンツと同じですね。ウフッ」
「やめ!やめ、やめんかい!」
「どうやら、その『E250』は、制限速度60Kmのところ94kmの速度を出していたんです」
「おい!おい!おい!」
「『E250』を運転していた老人が、34kmの速度超過を認めたので、特殊塗装が施された車両の乗務員は、法令に基づき『告知書』を発行したんです。この『通告書』には法令に基づき『反則金25,000円』、『違反点数3点』が課せられることが記されており、乗務員はこの『通告書」に母印の押印を求め、老人はこれに従いました」
「ワレ、どこで…それがどねした云うねん!横浜環状北線でのそないなことで、ワイが横浜に負い目でも持つようになったあ云うんかあ?」
(続く)
0 件のコメント:
コメントを投稿