<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
[ナンバープレートのカースト制度(続き5)]
「だって、曲がれなかったんですものね」
生徒エヴァンジェリスト氏は、クルマのナンバー・プレートの『カースト制度』の中の最上位の『都会』カーストの下の『一般』カーストに属する練馬について、彼が評価しないことに異を唱えるビエール・トンミー先生に対して、先生の練馬への負い目について、iMessageで語る。
「運転免許を取ったその日に、上井草(正確には、下石神井)の私の下宿に、それも買いたてのクルマでいらした時、下宿の前の道への交差点を曲がることができなかったでしょう」
「うっ……そのことは、既に説明したやないかあ!ワテはなあ、『曲がったことが嫌いな男』なんや」
「ふん!『曲がったことが嫌いな男』が、駐車違反で前科者になったんですか!?」
(参照:【曲がったことが嫌いな男】石原プロに入らない?入れない?[その27])
「いや、駐車違反は行政処分やから前科にはならへんで。あん時は、まだウブやったワシに『前科者になったんだなあ』とようも脅してくれたな。それにな、あの駐車違反は、駐車禁止に場所に停めたからやなかったんや。正式の『罪状』は、『無余地駐車違反』やったんやで。よーするに、『狭いところに停めたらあかんで』いうもんやったんや。せやけど、そんなもん、教習所では習うてへんかったんや」
「まあ、なんと仰られようと、犯罪は犯罪ですし、そのことだけを申し上げているのではありません」
「あ、あれか、駐車違反の前のスピード違反か?あれは、云うたやろ。無罪放免にしてもろたんやから、罪にはなってへんで」
(参照:【曲がったことが嫌いな男】石原プロに入らない?入れない?[その26])
「ああ、それって、環状7号線で練馬に入る前のことでしょうし、私が、『先生は、練馬には負い目がおあり』と申し上げているのはそんなことではありません」
「ならなんなんや?ワテ、あんさんがいた下宿以外は、練馬とは関係あらへんで。練馬大根も食うたことはないし、閉園した『としまえん』は行ったことあらへんし」
「いえ、練馬に目撃されたんですよ、下宿の前の道への交差点を曲がることができなかったところを」
「あんさん、クドイなあ。さっきも云うたやろ、ワテはなあ、『曲がったことが嫌いな男』なんや」
「問題は、曲がれなかったことそのことではなんですよ、『曲がったことが嫌いな男』である先生がお乗りになっていたクルマなんですよ」
(続く)
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