2021年3月16日火曜日

【ビエール先生の『クラス』講座】Eクラスな男・NGクラスな男[その29]

 


<注意>

ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。


西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。


長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。



[ナンバープレートのカースト制度(続き4)]



「鼻がひん曲がってまうかあ思うたで」


クルマのナンバー・プレートの『カースト制度』の中の最上位の『都会』カーストの下の『一般』カーストに属する練馬を嫌う生徒エヴァンジェリスト氏に対して、ビエール・トンミー先生は、かつてのエヴァンジェリスト氏の練馬の下宿に関する思い出をiMessageで語る。


「ああ、あのトイレのことですか?」

「せや。何やねん、あれは!」

「仕方ありませんよ、汲み取り式だったんですから。でも、消臭剤があったでしょ?」

「便槽に入れるタイプの奴やったな。なんや、キンモクセイのような匂い、いうか臭いやった。あれ以来、キンモクセイの匂いは大嫌っいになったもうたわ!」




「おお、そうそう、私もキンモクセイの匂い嗅ぐと、トイレを連想してしまいます」



(参照:【曲がったことが嫌いな男】石原プロに入らない?入れない?[その18]



「あんさんはまだええがな。トイレの臭いの元は、あんさん自身が出したもんやろ。ワテは、あんさんが出したもんのせいで、鼻がひん曲がってしまいそうやったんや」

「先生がお出しになったものも含まれていたと思いますが、いずれにせよ、練馬って、そんなところなんですよ。鼻をつまむようなキンモクセイの香り、それが練馬なんです!」

「アンタなあ、練馬区民を敵に回すでえ。鼻がひん曲がってまいそうなんは、練馬のせいやないで。あんさんがいたあの下宿のトイレのせいや。あんさんが出したもんのせいや」

「まあ、先生は、練馬には負い目がおありですからねえ」

「なんやてえ!?」



(続く)



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