<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
ビエール・トンミー先生は、時に、ベンツ以外のクルマについても忌憚なき発言をされる(あくまで個人としての評価だ)。この場合も、その対象が『評価』をするに値するクルマだからである。
[『ヤング』なミニ]
「おお、せやったな、『ミニ』の話やったな。『ミニ』なあ。あのクルマ驚くほど小さいのに驚いたで」
と、ビエール・トンミー先生は、生徒エヴァンジェリスト氏から『ミニ』について問われていたことを思い出した。ビエール・トンミー先生の生徒エヴァンジェリスト氏に対するiMessageによるベンツの講義は、イギリス車『ミニ』についてになるかと思ったら、『モーガン』についての憧れとなっていたのだ。
「今見ても、小さくあれより大きなクルマ、見たことないわ。あの小さな『ミニ』に長身のイギリス人の大人4人が乗れるとは今でも驚きや」
「イギリス人ということは、イングランドの人ですね?」
「はあ?何、云いたいねん?イギリス人は、イギリス人やで」
「『イギリス』って、ポルトガルの『イングレス』、つまり『イングランド』からきていると聞きますので、スコットランド人でもなく、ウェールズ人でもなく、北アイルランド人でもなく、イングランド人なんだと思うのですが」
「もう知らんでえ。ええか、小さくデケル理由は、一つは、エンジン横置きや」
「エンジンの横置き?エンジンの本来の置き方も知らないので…」
「ワテかて、エンジン横置きちゅうても、何でそんなレイアウトでクルマが動くのかは、サッパリ分らんわ。小さくデケルもう一つの理由は、クルマの四隅に10インチのタイアを配置した絶妙なパッケージングにあるんや」
「タイヤの10インチって、小さいんですか?私、メートル法の人間ですので、インチと云われてもピンときません」
「何、インチじゃ分からんて?タイア10インチは小さいでェ。普通のクルマは、17インチが普通やから(大衆車は16インチや)いかに小さいかが分かるやろ。因みに、ワテの車は19インチや」
「おお、先生『ご自身』同様、先生の『Eクラス』のタイヤも『大きい』のですね!」
「アンタが云うと、なんかオゲレツになんねんなあ。まあ、エエわ。そないなことより、『ミニ』と云えば、『アレック・イシゴニス』やな」
(続く)
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