<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
[大王イカなAMG GT(続き14)]
「海外旅行の手配も、内田有紀似の外商担当にさせるといいでしょう。いや、手配だけではなく、同行もさせた方がいいかと思います」
と、生徒エヴァンジェリスト氏は、Messageで、ビエール・トンミー先生を唆かす。ビエール・トンミー先生の生徒エヴァンジェリスト氏に対するiMessageによるベンツの講義は、『AMG GT』についてのものへとなっており、その『AMG GT』を含め、ベンツを複数台所有する為には、という発想から、ビエール・トンミー先生は、自邸の建て直し、別荘の建築を妄想し始め、更には、買い物は外商を呼んでする、と妄想は広がっていた。
「おお、そうじゃ、そうじゃ…と云いたいところなんじゃが、それはアカンで。海外旅行はいつも、家内も一緒やからな」
「それは残念です。でも、国際線の飛行機では、ファースト・クラスの機内ライフを満喫なさるのでしょう」
「ああ、海外に行く時は、当然、ファースト・クラスやけど、ワシ、CAからシャンパンを勧められたら、『ミネラルウオーターにして下さい』と云うんや」
「おお、江戸っ子の粋ですね。ファースト・クラスでは、言葉まで、いつもの怪しげな関西弁から標準語に変えるんですね」
「江戸っ子やあらへんが、ファースト・クラスやから、さあ、高い酒でも飲んだろ、云うんは、恥ずかしいことやさかいな」
「さすがです。私でしたら、いつも家で飲んでいる110円から130円くらいのスーパーのプライベート・ブランドのジュースではなく、その倍以上の価格のトロピカーナのジュースを頼んでしまいます」
「機内食もやな、『ずっと寝ていたいので食べません。あなた方で適当に処分して下さい』と云うんや」
「先生ご夫妻の海外旅行には、私が同行して、機内食も処分します(食べます)」
「なんで、アンタが付いてくんねん」
「CAには、他の色々なサービスも、同行者にしてやって、と云って下さい」
(続く)
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