2021年8月14日土曜日

【ビエール先生の『クラス』講座】Eクラスな男・NGクラスな男[その180]

 


<注意>

ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。


西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。


長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。


ビエール・トンミー先生は、時に、ベンツ以外のクルマについても忌憚なき発言をされる(あくまで個人としての評価だ)。この場合も、その対象が『評価』をするに値するクルマだからである。



[ユージローなブルーバード(続き5)]



「『ブルーバード』と関係あるその大物の名前聞いたら、アンタかて、『サイトー・コー』とか『昼顔』で『んぐっ!』とか、アホ云うてられへんで」


というビエール・トンミー先生の生徒エヴァンジェリスト氏宛のMessageは、どこかエヴァンジェリスト氏を揶揄っているように感じられるものであった。ビエール・トンミー先生の生徒エヴァンジェリスト氏に対するiMessageによるベンツの講義は、ビエール・トンミー先生が『ビートル』の次に乗った『ブルーバード』に関するものとなっていたが、『ブルーバード』はある大物の人間と関係があり、『別府ブルーバード劇場』に所縁のある『斎藤工』なんて全く関係ないと先生は仰ったのだ。


「え?まさか『松坂慶子』ですか?そりゃ、『上戸彩』では『んぐっ!』されない先生も、相手が『松坂慶子』となると…」

「このアホンダラあ!ワテの前でその名前出すんやないで!『まんぷく』でのあのヘッタクソな関西弁思い出しただけでケッタクソ悪いで」

「と仰りながら、若い頃の網タイツ姿の『松坂慶子』の写真を見て、『松坂慶子』と知らず、思わず『んぐっ!』されたのは、どなたでしたでしょうか?」




「あ、あ、あれは、アンタに騙されたんや」

「騙したなんてことはありません。写真をお見せした時に、ただ『松坂慶子』の名前を出さなかっただけです」

「ああ、そないなん、どないでもエエがな。『ブルーバード』と関係ある大物ちゅうんは、アンタとも縁のある『石原裕次郎』や(ホンマは、なーんの縁も所縁もあらへんのは知っとるが)」

「え!『裕さん』ですか?」

「知り合いでもなんでもないくせに、また、『裕さん』か」

「『裕さん』と『ブルーバード』って関係あったのですか?」

「なんや、石原プロ関係者やのに、知らへんのか?」

「私のことを石原プロ関係者だと云っている、もしくは、そう見ている人たちがいることは認識していますが、私自身がそう云っているものではありません」

「いつも、『まき子夫人』(石原まき子:北原三枝)から電話がきーへんさかいに、とかなんとか云うてたやないか」

「だって、実際、『まき子夫人』から電話は入ってきませんでしたし、未だに電話は頂いていないんですから」

「あんなあ、そういうことやあらへんで。アンタ、『栄光への5000キロ』を知らへんのか?」



(続く)




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