<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
ビエール・トンミー先生は、時に、ベンツ以外のクルマについても忌憚なき発言をされる(あくまで個人としての評価だ)。この場合も、その対象が『評価』をするに値するクルマだからである。
[ホイラーなベンツへ(続き13)]
「おお、熊を探してたんや、『モール・オブ・アメリカ』で」
と、ビエール・トンミー先生は、生徒エヴァンジェリスト氏に、iMessageで『モール・オブ・アメリカ』買おうとしたものを教えた。ビエール・トンミー先生の生徒エヴァンジェリスト氏に対するiMessageによるベンツの講義は、ビエール・トンミー先生が『ビートル』の次の次に乗った『プレリュード』からベンツに乗り換えた事情説明となり、ベンツは平気で150キロ位速度出る、という先生の説明に、エヴァンジェリスト氏が高速道路で150キロのスピードを出していいのか、と追及してきたので、それはドイツの話、と先生はかわそうとしたところ、先生の海外出張でのことへと話は逸れ、今度は先生が行ったミネアポリスの『モール・オブ・アメリカ』で探したものについて、となり、プーさんではないが、熊ではあると認めたのであった。
「ま、ま、まさかあ、あの熊ですか!!!!????」
「び、び、び、びっくりするやないけえ。なんや、その『!!!!????』は?」
「だってえ、あの熊は、アメリカの熊でもイギリスの熊でもなく、日本の熊じゃないですかあ!」
「アンタ、ま、ま、まさかー!」
「あの熊の縫いぐるみとかのグッズだったら、『モール・オブ・アメリカ』まで買いに行かずとも、日本で買えるではないですか」
「あんなあ、くまモンのグッズ、アメリカで売っとんのか?」
「ああ、お探しのものは、やっぱりくまモンでしたか!」
「ちゃうし、くまモンなんか、アメリカでは知られとらんやろが」
「いえ、くまモンはアメリカに行ったことがあるみたいですよ。蒲島熊本県知事が、自身の母校であるハーバード大学で、『くまモンの政治経済学』という講演をした時にボストンに同行したようです」
「んん?それいつのことや?」
「2013年だったようですぅ….,,」
「何、iMessageで声小さうしとんのや。ボロ出したん、自分で分ったようやな。せや、ワテが、『モール・オブ・アメリカ』行ったんは、1992年や。そもそも、くまモンがでけたんはいつや?アンタのこっちゃ、もう調べとるんやろ?」
「2010年のようですぅ….,,」
「やからあ、なんでiMessageで声小さうしとんのや。ワテが、『モール・オブ・アメリカ』行った時には、くまモンはまだ誕生してへんかったし、当然、『モール・オブ・アメリカ』でくまモンの縫いぐるみんなんか売っとるはずあらへん。ワテが、探しとたったんは、熊は熊でも、テディ・ベアや。ま、せやねんけど、アンタがワテに、くまモン探しとったんかあ、云うたんは、ある意味、慧眼やったで」
「え?コーガン?」
(続く)
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