<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
ビエール・トンミー先生は、時に、ベンツ以外のクルマについても忌憚なき発言をされる(あくまで個人としての評価だ)。この場合も、その対象が『評価』をするに値するクルマだからである。
[ホイラーなベンツへ(続き2)]
「このマダム殺しい!」
と、生徒エヴァンジェリスト氏は、ビエール・トンミー先生宛のiMessageで先生を罵るように褒めた。ビエール・トンミー先生の生徒エヴァンジェリスト氏に対するiMessageによるベンツの講義は、ビエール・トンミー先生が『ビートル』の次の次に乗った『プレリュード』からベンツに乗り換えた事情説明となっていたが、先生がベンツに乗り換えたのは、『女子大生ホイホイ』の『プレリュード』に対して、ベンツが『マダム・ホイホイ』だったからだ、とエヴァンジェリスト氏は、主張していた。
「あんなあ、昔から云うとるやろが、ワテは若い娘が好きなんや」
「ああ、先生は、ロリコンでしたね」
「このお!どついたろかあ!ワテは、変態やけど、そないな趣味あらへん!若い云うても20歳台や(40歳過ぎの当時の話やで。今は、ワテより30歳下の姪より若いオナゴには興味持てへんさかいな)」
「では今は、ロリコンから熟女好きになられたのですね」
「なんでもオゲレツな方へ話を持っていくん、アンタの悪い趣味やで。いや、アカン性癖やで。ええか、ワテが、ベンツを選んだんは、ベンツが、他のどんなクルマよりも丁寧に作られとって(せやから値段が高いんや)、安全で高速で、クルマとしては最良の選択と判断したからなんや」
「『安心・安全』を選択されたのですね」
「なにい!もう一回、云うてみい!」
「は?」
「もう一回、云うてみい!、云うてんねん」
「ああ….『安心・安全』を選択されたのですね」
「アンタ、フランス文学修士やろ。そないな言葉使うて恥ずかしゅうないんか」
「先生、私のことをいつもフランス文学修士、と仰いますが、正確には、フランス文学を専攻した文学修士です」
「そないに言葉っちゅうもんに気いを使うんなら、『安心・安全』みたいな安っぽい言葉、使うんやあらへんで」
「おお!私としたことが!そうですね。『安心・安全』なんて、安っぽい政治家が、何の根拠もなく、安易に使う言葉ですものね」
「ちゃう!」
(続く)
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