「いや、ワシなんか、『己を知る』男なんかじゃないぞ」
と、エヴァンジェリスト氏は、ビエール・トンミー氏を取材対象とする特派員宛のiMessageで、自らを否定する。ビエール・トンミー氏を取材対象とする特派員に、ビエール・トンミー氏だけではなく、自分も『己を知る』男ではないか、と指摘されたのだ。
「ワシは、汚れているんだ。オゲレツなんだ。いつも、卑猥なことばかり考えているんだ」
「ああ、アナタは、そうやって偽悪者ぶることで、自分は『己を知る』男であることを示したいのでしょうが、その手には乗りませんよ」
「いやあ、君をワシの手に乗せるのはちょっとしんどいなあ。君は体重、何キロあるんだ」
「そうやって、また話を変な方向に持って行こうとしていますね。まさに、その手には乗りませんよ。私は、アナタの手乗り文鳥ではありませんからね。私がもし文鳥であったなら、クダラナイことばかり口にするアナタのその口にドロップキックをお見舞いしますよ!あ、そうだ!」
「お?どうした?ドロップキックで、オカダカズチカでも思い出したか?オカダカズチカは、最近、なんだか猪木さんのことを意識しているらしいが、新日本プロレスは、猪木さんが立ち上げ、関わっていた頃の新日本プロレスとはもう全く別物だからな。いや、猪木さんとその弟子たちがしていたプロレスと今のプロレスは、全く別物なんだ…」
「ふん!ドロップキックも、閉店ガラガラーのオカダケイスケも関係ありません!」
「いや、そのオカダではなくって…」
「あの方は、ええ、ベンツを、ご自分のベンツを蹴り上げられてたのですう!」
(続く)
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