「どうして、弁当の話になるのですか?」
と、故意か勘違い(読み違い)かは不明であるが、ビエール・トンミー氏を取材対象とする特派員は、『ロカベン』を『ロケベン』と、つまり弁当と捉えたiMessageの返信をエヴァンジェリスト氏に送付した。
「君は、本当に態とらしいなあ。ワシは、結局のところ、石原プロ入りしなかったから、『ロケ弁』を食べることはなかったんだぞ」
「しかし、石原プロの精神を受け継ぐ『舘プロ』に入るのではないか、と今ももっぱらの噂ですよ」
「『厚子さん』が、そう云っているのか?」
「え?『厚子さん』?」
「何を惚けているんだ。ワシを『舘プロ』に引き摺り込もうと考えるとしたら、『厚子さん』じゃないのか?」
「『まき子夫人』ではないのですか?」
「石原プロを畳んだ『まき子夫人』のことは、もう静かにして差し上げろ。君は、『厚子さん』を知らないのか?『西部警察カラオケ』で当てた人だよ」
「ああ、『プロの旅人』で読んだことがあります。石原プロにいらした『齋藤厚子』さんですね?」
(参照:【いよいよ、石原プロ入りか?】『西部警察カラオケ』のヒットと『わたしの日々』連載中止とが意味するもの)
「そうだ。その『齋藤厚子』さんだ」
「しかし、石原プロにいた『齋藤厚子』さんが、どうして今、アナタを『舘プロ』に引き摺り込むのですか?」
(続く)
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