「『ザヤク』って」
と、ビエール・トンミー氏を取材対象とする特派員は、エヴァンジェリスト氏宛のiMessageで、慎重に質問をする。
「お尻から入れる薬のことですか」
「そうに決まっとるであろうが」
「つまり、『ザヤク』って、『座薬』のことなんですね?」
「違う!」
「ええー、だって、『ザヤク』って、お尻から入れる薬のことなんでしょ?」
「そうだ」
「だったら、『座薬』じゃないですか」
「ああ、君には常識というものがないのかね。君は、どこかのバカを『フシュウ』しているのかね?」
「はああ?『フシュウ』?」
「ああ、『フシュウ』(踏襲)だ。あんなバカを『ハンザツ』に出してこられてもなあ」
「はああ?『ハンザツ』?」
「ああ、『ハンザツ』(頻繁)だ。あんなバカは、『ミゾウユウ』かと思っていたんだが」
「はああ?『ミゾウユウ』?ああ、『ア、ソウ』ですか」
「ほほお、なかなか勘がいいな。『アソウ』だよ。『ミゾウユウ』(未曾有)なバカは、もう一人いたんだ」
「もう、漢字が読めない奴らのことを『デンデン』しなくて結構です」
(続く)
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