「(『ウンチク』から『ウンチ』の話にして、自分の恥をまさに恥ずかしげもなくネタにしやがったが、分ってる。次には、ボクの『ウンチ』事件に言及してくるつもりだろう)」
と、ビエール・トンミー氏は、『プロの旅人』でも採り上げられた『事件」を思い出し、iPhone 14 Proの画面から意識が過去へと飛んでいた時、そのiPhone 14 Proの画面がスクロールし、友人エヴァンジェリスト氏からのiMessageが届いた。
====================================
「でも、心配しんさんなよ。ワシ、アンタが、人間ドックの検便で、『ウンチ』を2回に分けて採取せんといけんのに、1回で2回分採って出したけど、『1本の日付が古すぎます』と再提出を求められたことなんか、云わんけえ」
「アンタ、殺しても足らん男やで!」
「での、『広島風呂』が『長州風呂』になったかあ、云うたら、どうやら『佐幕派』じゃったかららしいんよ、『佐藤』さんに依ると」
「ああ、『佐藤左官工業所』のホームページ情報やな」
「でも、間違えんさんなよ。『♩つきのーさば~くのお』の『月の沙漠』の『さばく』じゃあないけえね」
「誰が間違えんねん!」
「『月の沙漠』は、広島じゃのうて、千葉の御宿の海岸がモデルらしいけえ。『砂漠』じゃのうて『沙漠』になっとるんは、『御宿』の海岸がモデルで、砂に水分が含まれとるけえ、と聞いたこともあるんよ」
「そんな情報いらんで」
「広島が山口に忖度したんでもないけえね」
「今度は、何、云い出すんや?」
「広島出身じゃあ云うとる『フミオ』いう男の子が、山口が田舎の『シンゾー』いう頭はヨウないのに(というか、『云々』を『デンデン』と読んだり、普通の漢字もまともに読めん頭脳なのに)、なんか威張っとった男の子にヘイコラしとるんを聞いたことがあるんじゃけど、『長州風呂』は、それとは違うけえね。『フミオ』いう男の子は、親が広島出身なだけで、自分は広島生れでも、広島育ちでもないんじゃけえ。『シンゾー』いう男の子も、一族が山口出身いうだけで、自分は山口で生れ育ったんじゃなかったらしいけえね」
「またまたゴチャゴチャと訳の分からんこと持ち出してきよるのお」
「要するに、広島は『佐幕派』で、政治の実権を持っとるんが勤王派で、『広島風呂』いう名前はイメージが悪いけえ、いうことで、『長州風呂』いう名前にしたらようけえ売れるようになったんじゃと」
「要するに、名よりも実を取ったちゅうことやな」
「でものお、『長州風呂』は、本当は『五右衛門風呂』じゃなかったんじゃと」
「はあああ!?アンタ、何云い出すねん?ここまで、アンタ、ここまで、『五右衛門風呂』は元は『長州風呂』という名前じゃった、ということから、訳の分からん左官屋さんの名前なんか出して説明してきたんやないか!」
====================================
「どうなってるんだ!」
と、ビエール・トンミー氏は、ついつい声を大きく出してしまった。
(続く)
0 件のコメント:
コメントを投稿