「(アイツ、どうせ、ワシとのこのiMessageのやり取りをBlogに載せるつもりだろう。そうしたら、日本語の解るフランス人とかフランス在住でフランス語も担当な日本人なんかが、Blog読んで、英語の『Vacation』は、フランス語では『Vacances』だ、と怒るかもしれんのに)」
と、ビエール・トンミー氏は、もうしばらく読まなくなっているBlogの心配をしてしまっていたが、その心配をよそに、友人エヴァンジェリスト氏が、クレームなiMessageを入れてきた。
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「『Vacances』じゃけえ、『バカンにスんな!』じゃあ、いうて、アンタ、ワシを揶揄うとるんじゃね。違うんよ。フランスの企業と一緒に作った団体じゃあ、『ワーキング・ランゲージ』(仕事をするときの言語)は、英語じゃったんよ。日本側で少しはフランス語が分るんは、ワシしかおらんかったけえね。じゃけえ、ワシの有給休暇は、『届』では、『Vacation』じゃったんよ」
「ああ、それやったら、やっぱり『バカにしよん?』やったんやな」
「アンタこそ、ワシを『バカにしよん?』。問題は、『Vacation』が何なんかなんよ」
「『ヴァケーション』か、『ヴァカシオン』か、いうことか?」
「そんなん、どっちでもエエんよ」
「なんやて!アンサンが、『ヴァカシオン』を持ち出してきたんやないか!」
「問題は、ワシが『届』として出した『Vacation』は、日本でいう『有給休暇』じゃったんよ」
「それの何が問題なんや?」
「アンタ、『バカンス』はどうやって過ごすん?」
「え?まあ、今は毎日が、『バカンス』やから…」
「どうせ、夜な夜な『んぐっ!』しとるんじゃろ」
「やめれ!その『んぐっ!』は」
「でも、違うんよ、今じゃのうて、現役のサラリマン時代のことよ」
「まあ、家内と旅行に行ったりしたな」
「ほうじゃろ。アンタら、夫婦、『ラブラブ』じゃったんじゃねえ。エエねえ。での、そうなんよ、フランス人が思うたんは」
「んん?」
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「(は?なんだ?確かに、若い頃は、家内とは『ラブラブ』だったが…フランス人が、ボクと家内のことを見ていたのか?)」
と、ビエール・トンミー氏は、妻とパリに旅行した時のことを思い出してみた。
(続く)
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