「(『金太郎』の息子は、『坂田金平』(さかたのきんぴら)だからなあ…)」
と、ビエール・トンミー氏が、友人エヴァンジェリスト氏が、『金平糖』で今度は、『坂田金平』でボケをかましてくるものと思い、先回りのiMessageを送った。
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「あんな、『金太郎』(坂田金時)の息子の『坂田金平』(さかたのきんぴら)からきた食べもんは、『金平牛蒡』(きんぴらごぼう)や。『坂田金平』は、お父さんと同じで、力持ちで強うかったさかい、歯ごたえが強うて精がつくいうことから、『金平牛蒡』になったんや」
「おお、アンタ、さすが博識じゃねえ」
「でもな、『金平糖』も確かに硬いんやが、『坂田金平』から名前をもろうたお菓子やあらへんのや。『坂田金平』から名前をもろうたいう説もなくはないみたいじゃが、ワテはせやないと思うで」
「ぶつけられて作られるんじゃろ?」
「へ?へ?へへ???」
「『当り屋』さんが、大きい砂糖のお菓子をなんかにぶつけて作ったもんなんじゃろ?」
「へは?『当り屋』さん?アンサン、自分が何云うとるんか分ってんのか?『当り屋』いうんは、態とクルマにぶつかって金を騙し取るモンのことやで」
「ああ、そうじゃった。すまん、すまん」
「自分がどんだけ妙ちくりんなこと云うたか、分ったかいな」
「ああ、逆じゃったんじゃね!」
「逆?」
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「(アイツ、今度は、何を云いたいんだ?分ったふりをしておいて、その間に次のボケを考えてたんだな)」
と、ビエール・トンミー氏は、友人エヴァンジェリスト氏の所業の裏を読んだ。
(続く)
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