2023年4月4日火曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その82)

 


「(アイツがボケをかましてくるのは、腹が立つが、ボケて来ず、真正面からの質問をしてくると、それはそれでつまらないもんだ….あ、いかん、いかん)」


と、ビエール・トンミー氏が、自らの頭を左右に振って、妙な想念を払い落とそうとした時、友人エヴァンジェリスト氏から、ビエール・トンミー氏が想定せず、想定しようもないボケをかますiMessageが送られてきた。



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「アンタ、『♪私バカよねえ、おバカさんよねえ。じゃけえ、和菓子のことは、ワガシ、分りません』、云うたらいけんよ」

「ワテ、『おバカさん』でも構へん。アンタみたいな、『オゲレツさん』よりずっとマシや。そやけど、『ワガシ、分りません』とは云わへん。アンタ、『菓子』の『菓』いう漢字見て、なんか思わへんか?」

「『クッサー!』」

「へ!?」

「おお、『屁』かいねえ。見事な返しじゃねえ」

「返しやあらへん。アンサンが、また訳の分らんこと云うさかい、驚いただけやがな」

「アンタ、『クッサー!』知っとるじゃろ?」

「知るか、そんなもん」

「おお、アンタ、あん時もそう云うたのお」

「『あん時』?」

「わしが、仕事依存症になって、アンタが、ワシを『治療の旅』に連れ出して、江ノ島・鎌倉に行って、『長谷観音前』の交差点あたりに差し掛かった時のことよおね」

「覚えとらんで」

「『プロの旅人』に書いてあるじゃないねえ」



(参照:治療の旅【江ノ島/鎌倉・編】[その110]



「やからあ、アナイナ、妄想Blogに書いてあることなんか信用したらアカンで」

「『クッサー!』いうたら、『岡八郎』じゃないねえ」

「『岡八郎』も『たこ八郎』もどうでもエエ。何が、『クッサー!』なんや?和菓子は臭うあらへんで」




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「(しまった。『たこ八郎』なんて、また、云わなくてもいいことを云ってしまった…)」


と、ビエール・トンミー氏は、噛んだことがない椿象(かめむし)を噛んだように、表情を歪めた。



(続く)






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