「(アイツ、自分がしている研修のことを『白熱研修』というタイトルにでもするつもりかもしれん)」
と、ビエール・トンミー氏が、マイケル・サンデル教授の『ハーバード大学白熱教室』に絡めて友人のエヴァンジェリスト氏がしかねないことを妄想していると、そのエヴァンジェリスト氏はまた別の妄想のIMessageを送ってきた。
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「『千葉真一』も、マイケル・サンデル教授の『ハーバード大学白熱教室』を見て、『JJサニー千葉(JJ Sonny Chiba)』いう名前にしょうと思うたんじゃろうか?『Justice with Michael Sandel』で、自分は、日本人じゃけえ、『Justice Japan』じゃあ、思うたんじゃろうか?」
「そないなこと知る訳ないやろ!」
「ワシも、『千葉真一』の知り合いじゃないけえ、そこんとこは知らんのんよ」
「誰も、アンサンが『千葉真一』の知り合いやったとは思うてへん。ワテの方は、関係のうもなかったんやがな」
「『ジェジェ』!」
「ワテが結婚したてで、会社の社宅に住んどった頃、すぐ近くに、『野際陽子』と結婚しとった頃の『千葉真一』の家があったんや」
「ええー!そうなん!そうように大事なこと、早う教えてやあ。会うたことあるん?」
「あらへん」
「こりゃ、『ジェジェジェ』じゃ。ゴミ出しなんかで、『野際陽子』と会うたりせんかったん?自治会で、『千葉真一』と一緒に役員したりせんかったん?」
「会わんへんかったで。自治会が違うたんや。自治会が同じやったり、ゴミ出し場が一緒で、『千葉真一』とか『野際陽子』と会うたとしても、なんちゅうことあらへんかったで。何度も云うけど、ワテ、ゲーノー界には、ぜ~んぜん興味あっらへんのや」
「ほうかあ。残念じゃのお」
「ご近所さんが、『千葉の爺さん』こと、『千葉常胤』やったら、話は違うたんやがなあ。お、お、せや、せや」
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「(そうだ!ボクは、『千葉常胤』のことを話していたのに、アイツったら…)」
と、我に返ったビエール.トンミー氏は、座ったまま背筋を伸ばした。
(続く)
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