2023年5月14日日曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その122)

 


「(アイツ、こちらの謎掛けに気付いたかな?まあ、まさかボクが、と思うところだろうなあ)」


と、ビエール・トンミー氏が、友人のエヴァンジェリスト氏に仕掛けた謎に自己満足していると、そのエヴァンジェリスト氏から、謎なiMessagegが送られてきた。



====================================


「『イェイツ』ー!」

「な、な、なんや!?いきなり叫びよって」

「そりゃ、『眞一』と聞いたら、『イェイツ』ー!と云わん訳にはいかんじゃろうがあ」

「やからあ、なんで、そないな叫び声、あげんのや?」

「はあ?『高島忠夫』じゃあるまいし、叫び声じゃないで、『イェイツ』は。でも、アンタから、まさか『眞一』が出てくるとは思わんかったし、『眞一』ときたら、『イェイツ』じゃし、『イェイツ』ときたら、回り回って、『山口瞳』じゃけえ、そりゃ、驚くけえ」

「アンサン、もう『滅茶苦茶でごじゃりまするがな』。何云うてるか、さっぱりわやや、あかしまへん。なんで、『眞一』から『山口瞳』が出てくんのや?『山口瞳』いうたら、アンサンが好きやった作家やろ、国立市に住んどったやろ。『週刊新潮』にずっと『男性自身』を連載しとったやないか。ワテは、読まへんかったんやが。アンサン、知り合いやったんやろ?」

「ほおよね。『ジェリー伊藤』いうたら、その『山口瞳』の義理の弟じゃないねえ。『山口瞳』の妹さんと結婚したんじゃけえ」

「『ジェリー伊藤』?誰や、それ?『ジェリー藤尾』やないんやな」

「『ジェリー伊藤』は、『モスラ』とかようけえ、映画とかテレビ・ドラマに出とったハーフの歌手で俳優よおね。アンタあ、写真見たら、思い出すじゃろうけえ」

「なんかよう分らへんが、その『ジェリー伊藤』が、『眞一』と関係あんのかいな?」

「そりゃ、『ジェリー伊藤』のお父さんは、『鷹』じゃったんじゃけえ」


====================================



「(アイツ、云うにこと欠いて、何を云い出すんだ?)」


と、友人のエヴァンジェリスト氏の異常には慣れたさすがのビエール・トンミー氏も、今度ばかりは、エヴァンジェリスト氏の頭のネジが外れたのではないか、と思ったのであった。




(続く)






0 件のコメント:

コメントを投稿