「(あ!いや、そうかあ!アイツ、また態と混乱するような云い方をしてきたんだな。そうだったのか…)」
と、合点したビエール・トンミー氏は、北叟笑み感を漂わせるiMessageを友人のエヴァンジェリスト氏に送った。
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「なるほどやなあ。そういうことかいな。『ジェリー伊藤』のお父さんは、『伊藤和鷹』とでもいう名前やったんやな?」
「いや、『道郎(みちお)』は、本名じゃあ、思うで」
「なん?なんやて、『道郎(みちお)』?」
「ほうよ。でも、『佐藤道郎(みちろう)』じゃないけえ、勘違いしんさんなよ」
「また、はああ?やな。勘違いもなんも、『佐藤道郎』なんか知らへんで」
「ええー!?新人王もとった一流投手じゃったじゃないねえ」
「なんや、野球選手かいな。ワテ、スポーツには興味あらへん、云うとるやろが」
「じゃけえ、野球選手の『佐藤道郎』のことを云うとるんじゃないんよ。『佐藤』じゃのうて、『伊藤』なんよ。『伊藤道郎』よお。『伊藤道郎』が、『ジェリー伊藤』のお父さんなんよ」
「ふん。その『伊藤道郎』が、『鷹』やった、云うんやな」
「そうなんよ」
「『ジェリー伊藤』は、自分が飼うとった『鷹』に『道郎(みちお)』ちゅう名前でもつけて、しかも、『お父さん』と呼んどったんか?」
「アンタ、『ジェリー伊藤』をバカにしとるん!?『伊藤道郎』は、本当に『ジェリー伊藤』のお父さんで、『鷹』じゃったんじゃけえ」
「ほな、その『伊藤道郎』には、羽根でも生えとった云うんか?」
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「(アイツが、『燃える執念』の異名を持つことは、知っていたが、思った以上に、往生際の悪い奴だ)」
と、ビエール・トンミー氏は、自分とのiMessage交換で、やり込められると、オゲレツ・アイコラの画像を次々と送ってくる友人エヴァンジェリスト氏の執拗さを思い浮かべた。
(続く)
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