「(アイツ、発想力は物凄くあるのに、どうして、それを真っ当なことに使えないんだろう?)」
と、ビエール・トンミー氏が、ふと、1970年、広島県立広島皆実高校1年7ホーム(クラスのことを皆実高校では『ホーム』と呼んだ。今もそうかもしれない)の同級生であったエヴァンジェリスト氏から、『月にうさぎがいた』なる巫山戯た書き物を読まされた時のことを思い出していると、そのエヴァンジェリスト氏から、50年以上経っても、とても真っ当そうではない内容のiMessageが届いた。
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「アンタあ、立派な『三柱鳥居』を体現しとるけえね」
「あんなあ、アンサン、また、『三位一体』やから『合体』やあ、とかオゲレツなこと云うつもりなんやろ」
「アンタあ、気をつけんさいよ。そうようなこと云うたら、神への冒涜でローマ教皇から訴えられるで」
「ローマ教皇が、『プロの旅人』なんちゅうオゲレツBlog読まへんやろ」
「『プロの旅人』?あのBlogとワシらのメッセージ交換になんか関係あるん?まあ、なんか知らんけど、アンタが『三柱鳥居』じゃあ云うんは、アンタが、立派な『柱』を3本持っとるけえよね」
「はあ?『柱』が3本?ワテが?いや、ウチには、柱はもっとあるで、やけど、ウ家の中の柱やさかい、壁と一体化なんかしとって、鳥居みたいに『柱!』ちゅう感じのもんやあらへんけどな」
「何、云うとるん。アンタ自身が持っとる『柱』よおね。身体そのものよお。2本は、普通、『脚』いうもんで、こりゃまあ、誰でも持っとるけど。もう一本は、男なら持っとるいうたら誰でも持っとるけど、『柱!』と呼べる程に立派なもんを持っとるんは、アンタくらいじゃろ」
「なんや、やっぱりオゲレツかいな。ホンマもうエエ加減にせえよ」
「アンタの3本目の『柱』は、そりゃ、『鬼滅の刃』の『柱』みたいなもんじゃろ。『鬼滅の刃』の『柱』は、『鬼殺隊』に於いて、最高位に立つ九人の剣士で、鬼の最高位の『十二鬼月』いうんを倒すか、鬼を50体倒さんといけんそうじゃ。でも、アンタの3本目の『柱』は、うふっ、もう『柱』いうよりも『凶器』じゃけえ、鬼でもなんでも何体も倒してきたじゃろうがいねえ」
「ああ…」
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「(そう云えば、確かに云われたことがあったなあ。『なんか柱を打ち込まれたみたい』と。ふふ)」
と、ビエール・トンミー氏は、独り、声を殺したまま、思い出し笑いをした。
(続く)
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