「（でも、鯖のハンバーガーって、フランスよりも日本のマクドナルドにあったほうが相応しいのになあ）」
と、ビエール・トンミー氏が、思いを巡らしていると、友人のエヴァンジェリスト氏から、その点に言及するようなしないようなiMessageが届いた。
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「実際、日本にゃあ、『鯖バーガー』いうもんはあるんじゃとね」
「え？そうなんか？ワテ、もう何年もマックに行っとらんが、『鯖バーガー』いうんがあるんか？」
「マックにじゃのうて、『38ism. from MKCAFE』いう店らしいんよ」
「『MKCAFE』？なんや、『McCafé』みたいな名前やな」
「違うけえ。『MKCAFE』の『MK』は、『Magic Kingdom』らしいんよ。あ。間違えんさんなよ、アンタの『凶器』みたいな『Magic Kint●m●』じゃないけえね」
「アホンダラ！どなたはんが、どこで経営してはるか知らんけど、オゲレツ云うんは、その『MKCAFE』ちゅう店に失礼やで」
「『38ism』は、何か分るん？」
「経営者が、38歳なんやろか？」
「ほほー！そういう読みもあるんじゃねえ。アンタ、さすがじゃねえ。経営者の菊池さんが何歳かは知らんけど、店の名前を年齢の『38歳』にして、でも、年が経つに連れて、店名と年齢がどんどん合わんようになっても、『サバ』を読んどるけえエエんよ、いうことにしょうかあ、いう考え方なんじゃね？」
「また、なんかゴチャゴチャ、抜かすやないけ。『38ism』は、その経営者、菊池はん云うんか、そのお人が、『38歳』いうことやないんか？」
「年齢じゃあないんじゃろうけど、アンタの読み通り、『サバ』なんよ」
「え？ワテの読み通り？『サバ』？.....あ！『38』で『3（サ）8（バ）』かいな」
「での、『38ism. from MKCAFE』は、今は沖縄に移転したらしいんじゃけど、2年くらい前までは大久保にあったらしいんよ…あ！アンタ、大久保は詳しいんじゃろ？」
「大久保て、新宿のか？」
「ほうよねえ。よう行っとったんじゃろ？」
「ああ、大久保いうたら、韓国もんやな。でも、ワテ、韓国のもんには興味あらへんのや」
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「（『冬のソナタや』や『愛の逃避行』等と名前を聞くだけで背中に虫唾か走る。独特な雰囲気とパターンがが我慢できないんだ。ただ、、映画の『半地下の生活』は、面白かった。さすがはアカデミー賞だ。話題になった『イガゲーム』も見たが、安っぽい少年ドラマを見た感じがした。）」
と、ビエール・トンミー氏は、典型的な韓国の整形美女たちの似たような顔が連続して自らの頭の周囲を巡るような感に襲われた。
（続く）
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