「(そうだ!アイツの方から、カモメは『ジョナサン』と云うつもりではない、と云ってきたからなんだ。アイツが、『かもめのジョナサン』をふってきたんあだ)」
と、ビエール・トンミー氏が、自分が『かもめのジョナサン』のことに触れることになった経緯を思い出し、すっとぼけた表情の奥にニヒルを秘めた友人のエヴァンジェリスト氏の様が自身に迫ってくるように感じた時、エヴァンジェリスト氏から、まさにニヒルを秘めたiMessageが届いた。
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「で、『ジョナサン』いうたら、『すかいらーく』系の『ファミレス』やあ、と云うて、アンタ、そこから日本語の省略について、嬉しそうに話し出したんよ」
「いや、『すかいらーく』系の『ファミレス』とか云い出したんは、アンサンやなかったか?」
「ワシは、『ファミレス』とは云わんけえ」
「いや、そういうことやのうてやなあ。そもそも、なんで、アンサン、『研ナオコ』の歌の『かもめはかもめ』のこと云うてきたんや?」
「アンタあ、ほんまに大丈夫かいねえ?ワシが、『かもめはかもめ』云うたんは、アンタが、『クラゲはクラゲ』云うてきたきえ、ワシは、『かもめはかもめ』じゃあるまいし、云うたんよ」
「おお、そやそや!『クラゲはクラゲ』や。んん?でも、なんで、ワテ、『クラゲはクラゲ』と云わなあかんねや?」
「大久保のこと、話しとったん、忘れたん?」
「ああ、大久保のこと、話しとったなあ。でも、大久保とクラゲと、なんの関係があるんや?」
「アンタあ、オトボケ上手じゃねえ。アンタあ、『逆さクラゲ』でよう『プロレス』しとったんじゃろう?奥様とも。ふふ、『バスローブの男』いうん?アレ、世界中で読まれとって、世界が知っとるで」
[参照:チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その218)]
「あんなあ、何べんも云うけど、あないな妄想系オゲレツBlogのことなんか、信じたらアカンで。ちゅうか、アレ書いてんのアンタやろ」
「その『お前、平田だろ?』みたいな云い方止めてえや」
「は?何、云うてんねん?アンサン、いつから『平田』に….あ!なんや、コレ。前にも同じ会話してんがな。もうその罠には嵌らへんで。でも、大久保と『逆さクラゲ』と、なんの関係があるんや?ワテ、大久保のそういう所、行ったことあらへんで」
「なんねえ、まだオトボケかいね。今は知らんけど、大久保いうたら『逆さクラゲ』がようけえあったじゃないねえ。あ、そうか、アンタあ、渋谷じゃったんじゃね。アンタが、よう行っとった『逆さクラゲ』は、渋谷の『逆さクラゲ』じゃったんじゃね」
「個別の事案についてのコメントは、差し控えさせて頂きます」
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「(迂闊なことを云うと、危ない、危ない。アイツ、どうせ、ボクとのiMessageをBlogにそのまま転載するつもりだろうらなあ。転載するだけならまだしも、そこから妄想を膨らませて、あらんことまで書いてしまう恐ろしい男だ。『バスローブの男』だって、ボクが自分のバスローブ姿の自撮り写真をアイツに送っただけなのに、そこから、『逆さクラゲ』だの、ピンクな『プロレス』だのに話を膨らませていったんだ)」
と、ビエール・トンミー氏は、眼前に、微笑む友人のエヴァンジェリスト氏の顔が浮かび、滑らかな動きながら、自分に迫ってきたので、思わず、身を引いていた。
(続く)
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