「(…は?いや、『原宿の凶器』と『入湯税』との因果関係以前に、どうして、『原宿の凶器』のことを話してるんだ?)」
と、ビエール・トンミー氏が、論理に関する疑問と、その疑問の要因の出現自体への疑問とに二重に混乱していると、友人のエヴァンジェリスト氏から、更に疑問を増幅させるiMessageが入った。
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「アンタあ、『原宿の凶器』を持っとるもんじゃけえ、ようけえ『入湯税』払うてきたんじゃろ?」
「え?まあ、温泉は何度も行ったことは行って、『入湯税』は払うて来たけどなあ。でも、『ようけえ』云うほどやないで。それに、ワテの『凶器』が、温泉とどう関係あんのや?」
「そりゃ、『逆さクラゲ』よう行っとったあ、いう噂じゃけえね。奥様とも行って、『プロレス』したんじゃろ?」
(参照:バスローブの男[その84])
「来たでえ。また、得意のオゲレツ路線に持ってことしてんのやな。やからあ、『プロの旅人』みたいな妄想系オゲレツBlogに書いてあることなんか、真に受けたらアカン云うてるやろ。いや、そもそも、アレ書いてんの、アンサンやろ?」
「その『お前、平田だろ?』みたいな云い方止めてえや」
「は?何、云うてんねん?アンサン、いつから『平田』になったんや?」
「『お前、平田だろ?』いうんは『藤波辰爾』(当時は『藤波辰巳』)が、覆面レスラーの『スーパー・ストロング・マシン』にリング上で云うたあ、と云われとる言葉なんよ」
「プロレスも、もうエエて。何にしてもや、『逆さクラゲ』、つまりラブ・ホテルには風呂はあるが、普通、それ、温泉やあらへん」
「おお、そうなん?アンタ、やっぱり『逆さクラゲ』のこと、詳しいんじゃね?」
「『逆さクラゲ』も、もうエエ。要するにやな、ガソリン税、たばこ税、酒税、入湯税なんかと同じで消費税も間接税や、いうことなんや。あ!ここでもう、関節技の鬼『藤原喜明』を出してくんやないで」
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「(しまったあ。墓穴を掘ってしまった。関節技の鬼『藤原喜明』を出してくるな、と云うこと自体が、『藤原喜明』の呼び水になってしまう!)」
と、ビエール・トンミー氏は、自らの軽率に顔を顰め、音は出なかったが、舌打ちした。
(続く)
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