「(アイツら、他人[国民]からがっぽり税金を盗って、その金で、エッフェル塔の前ではしゃいでるんだ!)」
と、まだまだ怒り心頭のビエール・トンミー氏は、最近(2023年8月である)、ニュースで見たパリ視察の女性議員たちの画像(写真)を心の中でズタズタに引き裂き、怒りのiMessageを友人のエヴァンジェリスト氏に続けた。
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「一番アカンのは消費税や。これは、本体のガソリンの本体価格にかかるだけでなく、その他の税を含めた価格にも適用されるんやで。つまりや、Tax on Tax、二重課税、『税に税がかけられ』ちゅう無茶苦茶な仕組みになっとんのやで」
「いやの、消費税は、アンタ、払うとらんのんよ」
「まだ、そないなこと云うんかいな。ワテは、ちゃんと消費税を払うとんのや。さっきも云うたように、もうタバコは吸ってへんさかい、たばこ税は払うてへんが、説明したようにガソリン税は問題ありありやけど、仕方のお、払うとるし、それと同じように、消費税も払うてんのや」
「いや、そこんとこがちょっとのお…」
「アンサン、なんだかんだ云うて、文學修士やさかい、知らへんのやろけど、他にも消費税みたいなんがあんのや。アンサン、お酒飲まへんし、ワテも今ではすっかり酒は飲まんようになったさかい、関係あらへんが、酒税もそうやし、もうチラッと云うたけど、温泉旅館なんかに行って、温泉に入ると、旅館への支払いの中には『入湯税』いうもんが入っとんのや。アンサンかて、『入湯税』払うてきたやろ?」
「そりゃ、昔、家族で鬼怒川温泉に行った時に払うたかもしれんけど、鬼怒川で『日光猿軍団』やら『巨大迷路』やら『東武ワールドスクエア』に行ったことは覚えとるけど、『入湯税』のことは覚えとらんのんよ。子どもの頃、両親に別府温泉に旅行で連れて行ってもろうたけど、お金は払うたんは、勿論、親じゃったし、今は、家族で温泉に行くこともないし、ワシ、云うたように、他人様に見せられるようなカラダじゃないけえ。特に、アンタ程、立派な『モン』、持っとらんけえ」
「ああ、嘗ては、『原宿の凶器』と怖れられつつ憧れの対象でもあったもんや」
「じゃけえ、アンタあ、ようけえ『入湯税』払うてきたんじゃろ?」
「じゃけえ?」
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「(『じゃけえ』?いや、広島弁はできる、というか、ヒアリングはできる[読み文字でヒアリングというのもなんだが]。だけど、『原宿の凶器』が、どうして、『じゃけえ』[標準語なら『だから』だ]で『入湯税』に結びつくんだ?オゲレツだが、その一方で極めて論理的ではあるアイツらしくない)」
と、ビエール・トンミー氏は、友人のエヴァンジェリスト氏の言にまた翻弄されていた。
(続く)
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