「(あの『トシ』という男、オゲレツなだけではなく、ギャグ・センスも貧弱で、アイツに負けず劣らずだ。類は友を呼ぶ、ってところだな。ふん!)」
と、ビエール・トンミー氏が、自分自身のその『友』の一人であることを忘れ、嫌悪感を眉間に表した時、アイツこと友人のエヴァンジェリスト氏から、その嫌悪感を更に増させるようなiMesageが入ってきた。
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「じゃけど、『マッキントッシュ』は、元は『マック+イントッシュ』で、『マック+イン+トッシュ』じゃないんよ」
「『マック+イン+トッシュ』云うてきたんは、アンサンの方やで。そこから、勝手に、あの『トシ』いうオゲレツ野郎の話出したんや」
「とは云うてものお、『マック+イン+トッシュ』は、あながち間違うとるとも云いきれんのよ」
「はああ~!?『マック+イン+トッシュ』は、ちゃうんか、ちゃわんのか、どっちやねん!?」
「その前に訊くんじゃけど、『マッキントッシュ』て何なん?」
「そりゃ、決ってまんがな。アンサンの好きな『アップル』のパソコンやないか」
「そうなんよ、『マッキントッシュ』は、どっちにしても『アップル』なんよ」
「『どっちにしても』やて。意味分らへんで」
「こりゃ、まあ、よう知られたことなんじゃけど、『マッキントッシュ』は、『アップル』のパソコンでもあるけど、りんごの品種でもあるんよ。というか、『アップル』のパソコンは、りんごの品種の『マッキントッシュ』から付けた名前なんよ。何しろ、会社名が『アップル』じゃけえね(昔は、『アップルコンピューター』じゃったけど)」
「ああ、りんごからつけた名前な、そないな話、聞いたことあんような気がするで。『スティーブ』はんがそん名前付けたんやろ」
「『スティーブ』はん、いうて、親しげじゃけど、アンタ、『ジョブズ』の知り合いなん?」
「な訳ないやろ。『スティーブ』はんと親しいんは、アンサン方やなかったんか?Blogに、『スティーブに自分の後任のCEOを頼まれたら、断れない』とかほざいてたやろが」
(参照:スティーブ・ジョブズ登場!........エヴァンジェリスト氏、また妄言)
「ああ、ありゃ、『プロの旅人』氏が勝手に書いたんじゃけえ。で、そこに書かれたことが本当がどうかは、個別の事案じゃけえ、お答えを控えさせてもらおうかのお」
「控えても、控えんでも、どっちでもかめへん」
「でも、問題はそこじゃないんよ。パソコンの『マッキントッシュ』の名前をつけたんは、『ジョブズ』じゃないんよ。『ジョブズ』が付けるんじゃったら、『Asahi』じゃったかもしれんで」
「はああ?『マッキントッシュ』が『Asahi』?」
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「(アイツ、またまた訳の分らんことを云い出してきた。『マッキントッシュ』の名前をつけたのは、『スティーブ・ジョブズ』じゃないって、本当なのか?じゃあ、誰が『マッキントッシュ』って名前にしたんだ?それに、『スティーブ・ジョブズ』が名前をつけたら『Asahi』って、どうしてだ?)」
と、ビエール・トンミー氏は、二重、三重の謎に、脳中に台風の渦が幾つも巻く感に襲われた。
(続く)
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