「(でも、何故、『村井勉』という人のことを話してるんだ?あ…アイツの父親が飲むビールは、『キリンビール』だったが、『村井勉』がアイツの父親が勤めていた『東洋工業』の社長になたのは、父親が定年退職した後だったからいい、って感じのことをアイツ、云ってたような気がする)」
と思ったビエール・トンミー氏は、そこから類推したことをiMessageで友人のエヴァンジェリスト氏に送った。
====================================
「『村井勉』はんは、『アサヒビール』が好きやったんか?」
「なんねえ、アンタあ、やっぱり知っとったんじゃね」
「いや、知らへんけど、『村井勉』はんは、やっぱり『アサヒビール』が好きやったんやな?」
「そりゃ、社長じゃったんじゃけえね」
「は?社長?副社長やったんやないんか?」
「いや、社長よおね」
「ああ、最初は副社長で入って、その後、社長になったんやな」
「違うけえ。最初から社長じゃったはずよおね」
「ほなら、アンサンが間違えて、副社長、云うてもうたんやな。誰でも、云い間違えはあるさかい、器のデカいワテは、責めへんで」
「アンタあ、何云うとるん?ワシ、云い間違えしとらんよ。『村井さん』は、『トーヨー』じゃあ副社長じゃったんじゃけえ」
「は?『トーヨー』では???ほなら、『村井勉』はんは、どこで社長やったんや?」
「勿論、『アサヒ』じゃないねえ」
「『アサヒ』?」
「間違えんさんなよ、『朝日新聞』じゃあのうて、『アサヒビール』じゃけえ」
「え?『村井勉』はんは、『マツダ』の副社長で、『アサヒビール』の社長?」
「ほうよ。『村井さん』は、本来、『住友銀行』の人で、経営再建の為に、『トーヨー』の副社長になり、その後に、今度は、『アサヒビール』の社長になりんさったんよ。更に、『JR西日本初代代表取締役会長』にもなったんよ」
「ああ、そういうことかいな。最初から素直にそう云わんかい」
「『アサヒビール』じゃあ、『スーパードライ』も出してじゃったんよ」
「せやさかい、『村井勉』はんは、『アサヒビール』が好きやったやろ、云うんやな」
====================================
「(それにしても、まわりくどい、と云うか、本当に面倒臭い奴だ。最初からそうだった…)」
と、ビエール・トンミー氏は、友人のエヴァンジェリスト氏が、『広島皆実高校』の1年7ホームで、『<ナンカイ>に入らない?』という、確信犯的に、意味不明で、まわりくどい誘いをしてきてことを思い出した。
[参照]
(続く)
0 件のコメント:
コメントを投稿