2024年1月20日土曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その373)

 


「(『Decoy』から『デコピン』とは、さすが、『オータニさん』だ。いいセンスだ)」


と、ビエール・トンミー氏が、あらためて『オータニさん』に心地良く感心していると、友人のエヴァンジェリスト氏から、その心地良さを打ち砕く、意味不明なiMessageが入った。



====================================


「『オータニさん』は、小豆島に行ったことがなかったんじゃろうねえ」

「またや。アンサン、また訳分らんこと云い出してきたで。『オータニさん』は、岩手県の人やさかい、そりゃ、小豆島は行ったことないかもしれへんけど、それがなんやねん?あ、どうでもエエ。答えんでエエ」

「小豆島いうたら、『二十四の瞳』じゃろうがいねえ」

「小豆島で有名なんは、『二十四の瞳』だけやないやろが。オリーブでも有名やないか。あ、いかん、余計なこと云うたら、また話逸らしてくるやろ」

「心配しんさんな。『ポパ~イ!』とか云わんけえ」



「もう云うてるがな。でも、そういうたら『二十四の瞳』は、小豆島が舞台になってたんやったな。でも、それがなんや、ちゅうねん?答えんでエエ云うても、答えるんやろ?」

「ほうねえ、どうしても説明せんといけんのん?アンタにゃ、敵わんのお。『デコちゃん』よおね」

「ああ、『デコピン』やのうて『デコちゃん』や、云いたいんやな。でも、小豆島、『二十四の瞳』で『デコちゃん』になんねん?」

「『高峰秀子』よおね。『高峰三枝子』でも『ケーシー高峰』でもないけえね」

「ああ、映画の『二十四の瞳』に『高峰秀子』が出てたんやな。先生役で主演やな。で、『高峰秀子』は、『ひでこ』やさかい、あだ名が『デコちゃん』やった、ちゅうことなんやな」

「おお、アンタあ、さすがの解析力じゃね。『高峰三枝子』にも『ケーシー高峰』にも惑わされんかったんじゃね」

「ワテを惑わす為に、『高峰三枝子』、『ケーシー高峰』ちゅう、関係ない人物出してきたんか!」


====================================



「(アイツ、ボロ出してきたな。でも、確信犯なアイツの仕掛けに、注意しながらも結果、嵌ってしまっているボクもボクなんだが)」


と、ビエール・トンミー氏は、アイツこと友人のエヴァンジェリスト氏の意地悪い視線とその視線を受けていきり立つ自身の姿を思い、その像を消すように首を左右に振った。


(続く)







0 件のコメント:

コメントを投稿