「(いや、『ショーシン』て、なんか聞いたことあるぞ。『ショーケン』じゃなくて….あ!)」
と、ビエール・トンミー氏が、若かりし日に、目黒区八雲にあった友人のエヴァンジェリスト氏の下宿の部屋で会った青年の顔を朧げながらに思い出していると、そのエヴァンジェリスト氏が反省しているようで決して反省してないiMessageを送ってきた。
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「ああ、いけんねえ、ワシが『ショーシン』云うたら。アンタが、『ショーシン』いう呼び方するんじゃあないかと心配しとったのにのお」
「あ..ああ…」
「天下の慶應義塾大学理工学部の名誉教授じゃけえね。『府立六中』は、今の『都立新宿高校』なんよ」
[参照:チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その146)]
「『萩原眞一』君、いや、『萩原眞一』先生のことやな。でも、『萩原眞一』先生も、『不破哲三』はんも、それから、『上田…』…『上田耕一郎』はんやな、3人とも、『修猷館高校』とは関係あらへんやないか。アンサン、また関係ないことを…」
「そうなんよ、『修猷館高校』の出身の『こういちろう』は、政治家じゃないんよ。『YKK』の『Y』と、『エロ』いうことでは共通点がないとはいえんかもしれん」
「オゲレツな人物やったら、ワテは知らへんで」
「むちなプリンしんさんなや」
「また訳の分らんこと云いよるでえ。どうせ、また、アイコラ挿絵の為に、『無知なふり』云うところを、態と『むちなプリン』と云うたんやろけどな」
「アイコラ挿絵?アンタこそ、訳の分らんこと云うのお。『あたし、<こういちろう>のこと、知らないんです』とでも云うつもりなん?」
「なんや、そのケッタイな云い方?」
「『あたし、~なんです』いう云い方は、ワシは読んだことがないけえ、よう知らんけど、『むちなプリン』なんかでよう使われる表現なんじゃないん?あ、『むちなプリン』じゃなかった!すまん、すまん!『むちむちぷりん』じゃ」
「なんや?『むちなプリン』やのうて『むちむちぷりん』やて。エロの臭いがするで」
「じゃけえ、云うたじゃないねえ。『YKK』の『Y』と、『エロ』いうことでは共通点がないとはいえんかもしれん、と、『宇能鴻一郎』のことを」
「おお、『宇能鴻一郎』かあ!」
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「(懐かしい名前だ。読んだことはないが、名前は知ってるし、名前を見るだけで、なんかイヤラシイ気分になる)」
と、ビエール・トンミー氏は、官能小説家『宇能鴻一郎』の名前から、二十歳そこそこで会った頃の、情欲の炎に包まれていた頃の自分を思い出した。
(続く)
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