「(だけど、『山田洋次』監督『男はつらいよ』とアイツの『プロの旅人』を同列に論じるのは、『山田洋次』監督に失礼っていうものだろうなあ)」
と思いながら、ビエール・トンミー氏が、『山田洋次』監督の映画『こんにちは、母さん』で『吉永小百合』が『ブルーリボン賞』で主演女優賞を受賞したニュースを思い出していると、アイツこと友人のエヴァンジェリスト氏から、『山田洋次』監督に対して失礼ともいえるiMessageが入った。
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「ワシ、聞き間違えたフリなんかしとらんけど、『男はつらいよ』で、『ウイーン』を『湯布院』と聞き間違えから展開が起きるんは、なんか、『プロの旅人』氏のBlog『プロの旅人』みたいじゃね。でも、『ウイーン』を『湯布院』と聞き間違えるんは、なんか強引な気がするけどのお」
「アンサン、傲慢やで。『プロの旅人』を『男はつらいよ』と比較するだけでも傲慢やけど、『男はつらいよ』を批判するんは、もっと傲慢や。でも、気になるんやけど、『ジュネーブ』から『ウイーン』まで1時間で行けんのか?」
「いや、1時間半くらいかかるみたいじゃ」
「なんや、アンサン、さっき、1時間くらいで『ジュネーブ』に行ける、云うたやんか。まあ、30分くらいの差やさかい、どうでもエエけど、1時間半かかんのは、電車の場合か?」
「いや、電車じゃと、10時間以上かかるみたいで」
「はあああ~?アンサン、滅茶苦茶云うとるで。クルマで1時間くらいで行けるのに、なんで電車で10時間もかかんのや?」
「アンタこそ、滅茶苦茶云うとるで。『ジュネーブ』から『ウイーン』まで、クルマで1時間くらいで行ける訳ないじゃろうがいねえ。1時間半で行けるんは、飛行機じゃけえ」
「え?でも、アンサン、さっき、クルマで1時間くらいで『ウイーン』から『ジュネーブ』に行けるさかい、『寅さん』も行ったかもしれん、云うたやないか!まさか、『空飛ぶクルマ』で『寅さん』は、『ウイーン』から『ジュネーブ』に行った云うんやないやろな?」
「ワシ、そうようなこと、云うとらんけえ。クルマで1時間くらいで『ジュネーブ』に行けるとは云うたけど、『ウイーン』から、とは云ううとらんけえ」
「うぐう…」
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「(まただ…いや、ボクが迂闊だったんだ。アイツが云うことに、まともなことなんてありゃしないんだ)」
と、ビエール・トンミー氏は、両眼をギュッと閉じて、暗闇の中で自身を責めた。
(続く)
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