2024年3月20日水曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その433)

 


「(『財前五郎』は、存在感の大きい人物なんだ。にしては、『岡田准一』はちょっと小柄だったような気がするが…)」


と、ビエール・トンミー氏が、『白い巨塔』の主人公『財前五郎』を演じた『田宮二郎』、『唐沢寿明』、そして、『岡田准一』とが並び、その順に段々、身長が低くなっている像を思い浮かべていると、それを見透かしたかのようないMessageが友人のエヴァンジェリスト氏から入った。



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「ワシ、『白い巨塔』はどれも見たことないけえ、よう知らんけど、アンタあ、『財前五郎』は、身長180cmの『田宮二郎』と175cmの『唐沢寿明」までで、それより小さい169cmの『岡田准一』は、語るに足らん、とでも思うとるん?」



「そないなこと云うんは、『岡田准一』はんに失礼やろ。ワテは、『岡田准一』はんが主演した『2019年版』の『白い巨塔』は見てへんさかい、その『白い巨塔』についての論評は避けとくで」

「『岡田准一』と『沢尻エリカ』とが、アナイナことやコナイナことしとるんを見んかったんは、ちょっと残念なんじゃろ?」

「ああ、確かに….いや、どうでもエエ、云うたやろ。アンサン、オゲレツはええ加減やめれ」

「なんねえ、折角、話を『白い巨塔』に戻したぎょうとしたのに」

「ああ、せやった。ワテ、『白い巨塔』を語ってたんや」

「なのに、アンタあ、云うたら、『哀れなるものたち』いうオゲレツ映画のことばっかし話し出すんじゃけえ」

「あんなあ、『哀れなるものたち』は、オゲレツ映画やあれへん。でも、確かに、話を『白い巨塔』に戻さなあかんな」


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「(悔しいが、確かに、ボクは、『白い巨塔』のことを話していたのに、いつの間にか『哀れなるものたち』のことばかり話していた)」


と、ビエール・トンミー氏は、誰が見ている訳でもないのに、誰かに謝罪するかのように、両眼を伏せた。


(続く)






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