「(そもそも、どこからサンドイッチ屋の『Subway』の話になったんだ?)」
と、ビエール・トンミー氏が、話の展開を思い出せないでいると、話を逸らせていった友人のエヴァンジェリスト氏の方から、元のテーマに戻すようなiMessageが届いた。
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「アンタの今度のベンツも『あなたの好み(your way)』のもんにしたん?」
「ああ、ベンツや!」
「何、大声出しとっるん?びっくりさせんさんなや」
「アンサンこそ、な~んも関係ないサンドイッチ屋のこと、なんで話すんのや。エエか、ワテは、ベンツのオプションのこと、話してたんや。もう一遍、云うで。今度の『Eクラス』には、用意されているオプションは、オプション(1)~オプション(7)と7種類あんねん」
「なんか、パイナップル頭の『七色仮面』みたいじゃね」
「その手には乗らへん。『七色仮面』とベンツとは、な~んも関係あらへん。エエか。『理想のEクラス』に装備するには、こうなんねん。
・松:オプション(1)~(4)が必要
・梅:オプション(1)~(7)が必要(要するに全部必要)
よってオプション価格は、『松<梅』 となんのや(『松=梅-87万円』)」
「おお!つまり、『笑福亭松之助』が『七色仮面』に変身する方が、『中村梅之助』が七色仮面』に変身するんより、87万円安う済むいうようなことなんじゃね」
「意味不明や。無視するで。次は、税金や」
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「(アイツのしつこさというか強引さには、本当に呆れる。『笑福亭松之助』が何なのか、『中村梅之助』が誰なのか知らないが、まあ芸能人なんだろうが、『七色仮面』とは全然、関係ないはずだ)」
と、ビエール・トンミー氏は、自身の真面目な説明が茶化されたことに対する不満から、大きく口を歪めた。
(続く)
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