「(まあ、ボクももう少しで70歳になるから、他人事ではないんだが…)」
と、ビエール・トンミー氏が、友人のエヴァンジェリスト氏の衰えを自らにも当て嵌めて考えていると、エヴァンジェリスト氏から、そこを突くiMessageが入ってきた。
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「アンタこそ、大丈夫かいねえ?滅茶苦茶云うとるん、分っとる?まあ、アンタもええ歳じゃけえね」
「アンサンと一緒にすんやあらへん」
「『エルヴィス』と『ブルーノ・マーズ』が同い年のはずなんかあるはずないじゃないねえ。『エルヴィス』と同い年じゃった『ブルーノ』は、『サンマルティノ』の方よねえ」
「『サンマルティノ』?」
「『WWWF』よおね」
「『WWWF』?」
「あ、『ボブ・バックランド』の時には、『WWF』に改称したんじゃけど、間違えんさんなよ。パンダの『WWF』(World Wide Fund for Nature=世界自然保護基金)じゃないけえね」
「何をまたゴチャゴチャと。どうせ、プロレス絡みやろ」
「そうなんよ。アンタあ、さすがじゃ。『サンマルティノ』は、プロレスラーで、『WWWF』(『WWF』(World Wide Fund for Nature=世界自然保護基金)との裁判で負けて、『WWF』いう名前使えんようになったけえ、今は、『WWE』じゃ)の世界ヘビー級チャンピオンじゃやった『ブルーノ・サンマルティノ』よおね」
「知るか」
「『ブルーノ・マーズ』は、子どもの頃、いうか、まだ赤ちゃんの頃、太っとったんか、『ブルーノ・サンマルティノ』に似とって、父親から『ブルーノ』いうアダ名つけられたんじゃと」
「せやったら、はなからそう云うたれええんや。それなのに、『ブルーマ』やないで、とか余計なこと云いくさって」
「ええー!?アンタあ、やっぱりボケてきたんと違うん?ワシが、『ブルーノ』云うた時、『ブルーマ』云うてきたんは、アンタの方でえ」
「あ!しもたっ!」
「まあ、アンタ、オゲレツじゃけえ、『ブルーノ』を『ブルーマ』と思うてしもうたんは無理はないで。じゃけえ、ワシは、『ブルーノ』が履いとったんは、『ブルーマ』じゃのうて『トランクス』じゃと方向修正してあげたじゃろうがいねえ」
「いや、アンサン、そこから、なんやったか、『BUDDHA BRAND』とかいうヒップホップグループやAV女優持ち出して、話逸らして行ったんやないか」
「そりゃ、『ブルーノ』の話になったけえじゃないねえ。あ、『ブルーノ・マーズ』じゃのうて、本物の『ブルーノ』の『ブルーノ・サンマルティノ』の話になったけえよおね」
「はあ?『ブルーノ・サンマルティノ』からなんで、ヒップホップグループやAV女優の話になんねん?」
「今頃、何、云うとるん!『人間発電所』よおね。『ブルーノ・サンマルティノ』は、『人間発電所』と云われとったんじゃけえ」
「疲れんなあ」
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「(ほんと疲れる奴だ。『人間発電所』というプロレスラーのことから、ヒップホップグループやAV女優に話を逸らして、『ウエンビュ~』とか『ヨーダ』とか『ブルーノ・マーズ』とか訳の分らないことまで云出だしやがって)」
と、ビエール・トンミー氏は、友人のエヴァンジェリスト氏の戯言が自身の頭の周りを旋回する感に襲われた。
(続く)
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