2024年8月29日木曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その595)

 


「(『ちあきなおみ』には興味はないが、アイツが、『アストンマーティン』のことを持ち出してきやがったからなんだ)」


と、ビエール・トンミー氏が、友人のエヴァンジェリスト氏の戯言に付き合ってしまったことに後悔しながらも、関心がなくはないイギリスの高級スポーツカー・メーカーに思いが至り、その思いをエヴァンジェリスト氏へのiMessageに乗せた。



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「『ちあきなおみ』が『アストンマーティン』に乗ってるかどうか知らへんし、そないなことに興味はあらへんけど、『アストンマーティン』はエエで」

「やっぱりそうなんじゃね!」

「ああ、『アストンマーティンDB5』は、小学生の時の憧れのクルマや。今でも通用するデザインや。ジェームズ・ボンドの愛車やな」

「おお、さすが、『琴芝』の『ジェームズ・ボンド』!」



(参照:【ゲス児童】『くしゃれ緑』な『ウンギリギッキ』(その29)[M-Files No.5 ]



「『アストンマーティンDB5』のプラモデルも作ったんやで。プラモデルちゅうと、後は何故かマツダ『キャロル』や。今までで作ったクルマのプラモデルはこの2台だけや。『琴芝』の商店街にあった模型店で買うたんや。そう云うたら、アンサンのお父はんが設計した『戦艦大和』のプラモデルも、そこで買うたで」

「ああ、それ、多分、『オカムラ模型店』じゃね」

「さすがデジタル・ハンターや。仕事が速いで」

「ワシ、子どもの頃、父親が近所の家の『キャロル』を借りて、家族で、その『キャロル』に乗って、波多見(音戸町)まで帰省したことがあるんよ。ワシも兄たちも、まだ子どもじゃったけど、今考えたら、小さいクルマに、よう乗ったもんじゃ。今と違うて、広島市から呉市に渡る『広島大橋』もなかった時代に、翠町から波多見まで何時間もかかったんじゃけえ。でも、『キャロル』は、なんか後ろの窓が普通と逆になっとって格好良かったのお」



「ああ、確かに、『キャロル』の斜めのリアガラス、確か、『クリフカット』というんやけど、格好エカッタで。けどな、ワテ、『キャロル』でアホしましてんねん」

「ええーっ!アンタ、『キャロル』に『連れ込んだ』ん?!」

「アホか!!!」


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「(ちょっと油断すると、アイツ、すぐオゲレツに話を持って行きやがる)」


と、ビエール・トンミー氏は、怒り半分、反省半分な様子を『への字』の口で表した。


(続く)






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