2024年8月25日日曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その591)

 


「(そうだ。今度は、『明日は明日の風が吹く』で何か妄想してくるんだな)」


と、ビエール・トンミー氏が、友人のエヴァンジェリスト氏の次の手を読もうとしていると、全く予想できなかったモノを告げるiMessageをエヴァンジェリスト氏は送ってきた。



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「アンタ、今度の『松ベンツ』に『ガルウイング』を付けることにしたとはのお。まさかやあ」

「は?なんで、『ガルウイング』付けんねん、『石原裕次郎』やあるまいし」



(参照:【ビエール先生の『クラス』講座】Eクラスな男・NGクラスな男[その151]



「じゃけえ、アンタ、『明日は明日の風が吹く』と、『松ベンツ』にオプションをフルに付けたんじゃろ?」

「また、意味不明や」

「『明日は明日の風が吹く』いうたら、『石原裕次郎』主演の映画じゃないねえ」

「知るかいな」

「あ!アッチの方じゃったん?!」

「またや、アッチの方や。アッチでもコッチでもドッチでもかめへん。どうでもエエこっちゃ」

「アンタあ、『明日は明日の風が吹く』のシングル盤を買うたん?それとも、『明日は明日の風が吹く』を収録したアルバム『Present』を買うたん?いや、両方?」

「何でソナイなこと、云うんや。 ソナイは曲は買うたことないで。どうせ、『石原裕次郎』はんの、その映画の主題歌なんやろけど、その曲と『内田有紀』がどう関係あんねん?『内田有紀』と『石原裕次郎』とでは、世代が全然ちゃうで。『内田有紀』は、『石原裕次郎』の映画になんか出てへんやろ?」

「アンタも訳の分らんこと云うのお。『裕さん』はもう関係ないじゃろ」

「せやかて、『明日は明日の風が吹く』云うたやないか。それに、『裕さん』いう云い方はヤメレ」

「じゃけえ、ソッチの方じゃのうて、アッチの方、云うたんよ。アッチの方、云うたんは、『明日は明日の風が吹く』が『裕さん』主演の映画じゃのうて、『内田有紀』の歌の方なんじゃろ?云うことなんよ。『有紀様』の2枚目のシングルの曲名が、『明日は明日の風が吹く』で、『有紀様』の2枚目のシングルじゃないねえ」

「なんや、『内田有紀』の歌かいな。けど、『有紀様』はオナゴとしてエエんや。歌には興味ないで」

『オナゴとしてエエ』なんて、なんか直接的でオゲレツでえ」

「ほんまやから、しゃあないやないか」


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「(確かに、今時は、発言に気を付けないと、直ぐに問題発言とされるからなあ。でも、アイツとボクとのiMessageなんて、公のものではなく、単なるプライベートなメッセージ交換に過ぎないし、それに、『内田有紀』をボクが気に入っているのは、オナゴと云うか女性として、女性としての内面的なところも含めての美しさであって、彼女の歌を気に入っているからではないんだ)」


と思ったビエール・トンミー氏は、自身の股間に視線を落とし、そこがどうやら、自身の思い通り、冷静さを保っていることに安堵した。


(続く)






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