「(Blogに何を書いたかは知らないが、あの時のことを、アイツが知っているはずはないんだ)」
と、ビエール・トンミー氏が、広島で牛田中学の生徒だった時、自宅近くにあった『神田山』のユースホステルに向かう赤い髪の若い外国人女性に話し掛けられた際に、彼女のつけた香水に、自身の体のある部分が激しく『反応』したことを思い出していると、アイツこと友人のエヴァンジェリスト氏から、意味深なiMessageが入ってきた。
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「『【牛田デラシネ中学生】変態の作られ方』にゃあ、『甘いもん』のことも書いてあったで」
「え!なんで、知ってんのや?あないな匂いは、初めてやったさかい、あの時は、それが『甘いもん』かどうかは分らへんかったけど、今から考えたら、確かに、あれは『甘い』いうか『甘美な』匂いやった」
「そうかのお?ワシは、『はったい粉』の匂いを嗅ぐようなことはしたことないけえ、『はったい粉』が匂いまで『甘い』かどうかは知らんかったけど」
「『はったい粉』?」
「ほうよねえ。『【牛田デラシネ中学生】変態の作られ方』にも、『はったい粉』のことが出てきとったんよ」
(参照:【牛田デラシネ中学生】変態の作られ方[その281])
「おお、『はったい粉』や。なんで、『はったい粉』出してきたんや。そや、ワテが、『勿体(もったい)を付ける』こと云うたさかい、『もったい』と『はったい』をかけてきたんやな。くだらんで。シャレにもなってへん」
「アンタあ、怒っとるんじゃね」
「ああ、怒っとるで」
「ああ、ワシ、今、気付いたんじゃけど、『日本はったい粉協会』も『NHK』じゃあないかあ、云うとるんじゃね。『Nihon Hattaiko Kyokai』じゃけえ」
「ちゃうて。もう、『NHK』はいらん」
「ほいじゃったら、ワシがなかなか『はったい粉』の『はったい』の意味を説明せんと、怒っとるんじゃね」
「ちゃう、ちゃう、そこに怒っとるんでもあらへん」
「そうなん。ああ、良かった。ほいじゃったら、落ち着いて説明するけえ」
「そういう意味やない…」
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「(アイツ、確信犯なんだ)」
と、ビエール・トンミー氏は、眼前に、敢えて視線を逸らして話し続けようとするアイツこと友人のエヴァンジェリスト氏を見る思いがした。
(続く)
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